一人暮らしの高齢者は悪性症候群に注意!
記事公開日:2016/01/14、 最終更新日:2019/05/08
悪性症候群は一人暮らしの高齢者は特に注意する
悪性症候群とは、あまり聴きなれない言葉ですが、向精神薬などを内服している方に出現する可能性のある病気となります。
特に、悪性症候群となってしまった場合は、早急に対応することが重要となります。そのため、特に一人暮らしの高齢者などは、悪性症候群になる可能性のある場合には注意が必要となります。
悪性症候群とはどのようなものか、ご紹介いたします。
①向精神薬などの精神神経用薬服薬者
向精神薬などの精神神経用薬を内服しているときに、発熱や意識障害などを起こしてしまった場合、悪性症候群となる可能性があります。
また、早期に対応しなければ死に至る可能性もあるため、精神神経用薬などを内服している高齢者が、発熱した際などには注意が必要となります。
また、悪性症候群の発症確立は0.2%と言われており、決して低い数値ではありません。さらに、一般的に飲まれている、抗うつ薬や安定剤、パーキンソン病治療薬、認知症薬などでも、悪性症候群が発症していると言われています。
②なぜ高齢者に多いのか
悪性症候群を発症するのは、同じ薬を飲んでいても高齢者が多く、重篤化しやすくなっています。高齢者に多い理由として、悪性症候群を発症した方の多くが、身体的要因が示唆されているからです。
身体的要因とは、脱水、低栄養、疲弊、感染、脳器質性疾患などです。これらは、健康な高齢者でもなりうる可能性がある症状であり、特に高熱などが出た場合には悪化することが多い症状となります。
③悪性症候群への対処方法
悪性症候群は、内服薬の減薬により引き起こされる可能性が高いため、内服薬を元に戻すことで治る事もあります。しかし、高齢者の場合、一度身体状況が悪化してしまうと、完治するまでに時間がかかります。
そのため、悪性症候群となってしまった場合には、すぐに病院での治療を開始することが良いです。また、点滴や採血による血液データの確認などを管理し、身体状況の回復を待ち、今後の内服薬等の検討をしていくことが重要となります。
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