インテグレーションが福祉活動において重要
記事公開日:2016/01/15、 最終更新日:2018/07/12
インテグレーションが福祉活動において重要
インテグレーションとは、聴きなれない言葉ですが、すべてにおいて一貫性を持つと言う意味になります。また、インテグレーションを福祉の中で言うと、障害者も健常者も一緒に活動していくということになります。
つまり、生活をして行く上で障害者に対し偏見や、障害者が暮らしにくい社会から暮らしやすい社会へしていくということです。
インテグレーションが福祉活動において重要な理由について、ご紹介いたします。
①障害者への偏見は蔓延している
今の日本が障害者に対し、偏見が全くない世の中と言えば、それは嘘になります。例えば、障害者の中にいる精神障害者に対し、社会の目は健常者と同じ目で見るでしょうか。さらに、メンタル疾患などに伴い、会社を休職した社員に対しての対応としても、会社は偏見を持って対応してしまうことも少なくありません。
このように、誰にでも同じような対応を行うと言うことが難しい世の中だからこそ、インテグレーションが福祉活動においてとても重要となります。
②障害者の人権を尊重する
障害者が社会で生きていくためには、一人で生きていくことは難しく、社会で障害者を守る必要があります。しかし、障害者のために何かするということは、健常者にとっては何をして良いのかわからないのが現状です。
何かをするのではなく、同じ人間として障害者にかかわり、同じ命のある相手ということを理解することが重要となります。助けてあげようとか、こうしてあげようではなく、健常者同士も助け合って生きているように、障害者とも共に助け合って生きていくことが重要となります。
③インテグレーション思考はだれでもできる
障害者と健常者が一緒に生活することは、とても簡単なことであり、身構えなければならないことではありません。そのため、子どもたちにも障害者と共に歩むことの重要性を伝え、社会が障害のある・なしに関わらず生活をする重要性を理解することが重要です。
一貫性を持って、同じ人間として関わり、共に生活することは、障害者にとってもとても豊かな社会となり、また子どもにとってもよりよい環境となります。そのために、専門職が介入し、その地域において障害者が暮らしやすい環境を提供していくことが、とても重要なこととなります。
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