延髄機能障害は神経が侵される病気
記事公開日:2016/01/15、 最終更新日:2018/07/12
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延髄機能障害は神経が侵される病気
延髄機能障害とは、外傷などにより延髄に損傷が起こり、神経が傷害される病気です。また、延髄機能障害では、運動神経と知覚神経が傷害されてしまい、自力で生活することが困難となります。また、日常生活動作自体が自分で行うことができないため、介護が必要となります。
延髄機能障害とは、どのような障害かご紹介いたします。
①運動神経に障害が出て自宅での生活が困難になる
運動神経の障害とは、自分で立つことや歩くことが、出来ないこともあります。そのため、動く際には介助が必要とされ、さらにその機能が回復することもほとんどありません。また、運動機能は動くことのみではなく、声を出す機能や呼吸をする機能など、様々な運動機能があります。
このように、様々な機能に影響が出てくるため、退院したとしても自宅で生活することが困難なことが多いです。
②知覚神経の障害で認知症のような症状がある
知覚神経の障害とは、物を見て話すことや、人を認識することなどになります。しかし、この機能も傷害されてしまい、自分が誰なのか、また家族のこともわからなくなることもあります。そのため、介護をされても、誰にされているのかわからないことも少なくありません。
また、話すことも難しいため、自身の気持ちと言うことを訴えることもできないことが多いです。さらに、自分自身がわからないこともあり、自分の思いなども理解できず、ただ生きていくと言うことになることも少なくありません。
③嚥下困難は誤嚥性肺炎の危険が高い
延髄機能障害において、一番発症リスクが高いのは、嚥下困難となります。食事を口に入れても、スムーズに咀嚼し飲み込むことが難しくなり、誤嚥性肺炎となるリスクが高くなります。そのため、食事を摂取する際には、介護する側も嚥下状態を十分理解し、行わなければなりません。
また、延髄機能障害の場合は、胃ろうを増設し、誤嚥性肺炎を予防することも少なくありません。しかし、咀嚼ができ、嚥下機能がまだ残っているのであれば、食べられるものだけでも口から食べるリハビリを行うことは、その障害者が生きていく上で重要なこととなります。
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