還暦について
記事公開日:2016/01/18、 最終更新日:2018/07/11
高齢者と関わる機会が多い場合は還暦を知っておきましょう
還暦とは干支が一巡して元に戻るという意味で、数え年61歳、満60歳になることを表しています。数え年とはお正月に1歳年を取る考え方で、実年齢にプラス1歳で数え年になります。還暦のお祝いは、中国が発祥だと言われています。
日本では奈良時代辺りから広まったそうです。昔は寿命も短く、なかなか60歳まで生きられることがなかったこともあり、60歳まで生きることはとても長生きだということで長寿のお祝いとして還暦を祝っていました。
①赤いちゃんちゃんこを着るのは?
60歳で干支が一巡することから、還暦を迎えるということはもう一度生まれなおすこと、つまり赤ちゃんに戻ると考えられていました。赤には魔除けの意味があると言われており、赤ちゃんの産着に用いられることも多かったことから、還暦のお祝いには赤いちゃんちゃんこを着るようになったそうです。
②現代における還暦
昔と違って平均寿命が延びたこともあり、還暦は長寿のお祝いというよりも人生の一区切りとしての意味合いが強くなりました。定年も65歳までという企業も増えており、60歳は高齢ではなくまだ若いと捉えられています。ミドルエイジという言葉もあるくらいです。そのため、赤いちゃんちゃんこよりも赤にちなんだものをプレゼントすることが多くなっているようです。
男性であれば赤いハンカチや靴下、女性であれば赤い花束やアクセサリーなど様々なものがあります。また、お祝いの仕方もさまざまです。家族で旅行に出かけることや、レストランで盛大に食事をするというお祝いも増えています。
③還暦祝いのマナー
還暦を祝うときには、マナーにも気を付けておかなければいけません。特に家族以外へのお祝いは注意しておきましょう。プレゼントとして、まだ利用していない老眼鏡や補聴器などを贈っても本人は老人扱いされてよく思わない物もあります。
お茶も贈り物の定番ですが、香典返しなどの弔事によく用いられるため、いくら高級なお茶でもお祝いの席では避けられる傾向にあります。また、目上の人へは靴や靴下などの、踏みつけることを連想させる履物を贈らないのがマナーとされています。お祝いの席を心地よく過ごせるようにプレゼントを選びましょう。
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