介護予防は猫背の改善から
記事公開日:2015/06/16、 最終更新日:2018/07/25
猫背が要介護を引き起こす?
猫背というのはネコのように背中が曲がってしまう姿勢のことです。年をとるとこのような姿勢になってしまうのは仕方がないと思っている人も多いでしょう。
猫背をそのままにしていると将来的に要介護になってしまう可能性が高いと言われています。
身体を支える背骨が弱まって骨密度が低下してくると背骨はどんどん重力に負けて背中が丸まってきます。これは小さな骨折をしている状態です。
この状態が進んでくると杖がないと歩けなくなってしまいます。
さらに進行すると歩行がまったくできなくなり、寝たきりや手助けがないと日常生活を送れない要介護状態となってしまうのです。
身体のチェック
まだまだ若いし要介護なんて実感がわかないかもしれませんが一度姿勢の悪さや身体の衰えについてチェックしてみることをおすすめします。
◯立ったままズボンを履こうとするとふらつく
身体の平衡性をチェックできます。
◯足の爪が切りにくいと感じる
柔軟性をチェックできます。
◯椅子から立ち上がるとき太ももに手をおいてしまう
筋力の衰えをチェックします。
これら1つでも当てはまるようでしたら要注意です。歩行が乱れ、歩行速度が低下している可能性があります。
姿勢が悪いとこのように腰や膝といった関節に悪影響を及ぼします。関節の形が変形してしまって歩くのにも困難をおぼえるようになるでしょう。
小学生にも要介護の危機
最近は小学生にも猫背の子どもが増えていると言われています。
スマートフォンやゲームが習慣化して姿勢が悪くなってしまうということです。
小学生のうちから腰痛に悩まされるということも最近は多くなっているそうです。
身体を動かすことが減っているため、肩こりに悩む子どもや、馬跳びで骨折してしまう子どももいるそうです。
5秒以上の片足立ちやしゃがむ、手をまっすぐに挙げる、膝を曲げずに指を床につけるといった簡単なテストを行ったところ、1項目もできない子どもが42%と半分近くもいたとのことです。
姿勢の改善
症状の改善はなによりも姿勢をよくすることが大切です。立っている時に背筋を伸ばすことを心がけてください。
パソコンの作業をしたり机に向かっているときなどは難しいかもしれませんが、歩いたり、立っている時に意識するだけでも姿勢が変わってきます。
座る時は椅子を高くして浅く座り、背筋をのばして肩を開くように心がけてみてください。
歩くときにお腹に力を入れて歩くようにしてみるのも背筋を伸ばすポイントです。
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