頻繁にナースコールが鳴る場合の対処法
記事公開日:2016/01/19、 最終更新日:2018/07/11
目次
頻繁にナースコールが鳴る場合の対処法
病院で働いている看護師さんは誰でも、ナースコールが頻回な患者さんに悩まされたことがあるかと思います。
また、自宅や有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅等で介護をしている方も同じような出来事に合ったことがあるかもしれません。頻回に鳴らすのにも理由があります。理解し、上手く解決できるように考えてみましょう。
同じ患者さんがナースコールを頻回に鳴らす場合
認知症の方や、入院が初めてで極度に不安を抱えている患者さんなど頻回にナースコールを鳴らしてしまう方は大体同じ方です。鳴らされる都度に対応しなければならないので、介護する側も疲弊してしまいます。
認知症の方は部屋をナースステーションの近くにするなどして対応し、不安を抱えている患者さんに対しては、一度ゆっくり話を聞いてみましょう。忙しい中で話を聞くという行為は難しいかもしれませんが、少しでも良いので話をしてみましょう。不安が取り除かれるとナースコールは減ることもあります。
看護師が近くにいるのにナースコールを鳴らす場合
他の患者さんの対応をしている時に、同室の方がナースコールを鳴らすということがあります。気を使って別の看護師さんを呼ぼうとしているのかもしれませんが、毎回同じ方がそうしていたりすると、なんで待っていてくれないのだろうと憤りを感じることもあるかと思います。そのような時は部屋を訪問した際に最初に声をかけてみましょう。何もないと言われたら、もし気になることがあったら私が対応するので待っていてください、他の看護師さんを呼ばなくても大丈夫ですよ、と伝えておきます。これだけで大きく違うと思います。
たいした用事でもないのにナースコールをする患者さんの場合
ナースコールで呼ばれ食事のメニューを聞かれたかと思えばすぐにまたナースコールがあり、部屋へ行くと面白かった本を渡される…など、大した用事ではないのに頻回に呼ぶ方がいます。緊急対応をしている時にこういうことが起こると、頭に血が昇ってしまうこともあります。
最近は個室の病院も多く、誰かと話したくてナースコールを押すという患者さんがいます。そのような方には、緊急時の対応をしている場合もあることを説明しておきます。また、動ける方であればフロアへ連れ出し、他の患者さんと話せる状況を作るのも一つの方法です。
人気記事
老人ホーム探しはおまかせください
お住まい相談員がピッタリの老人ホームをご提案
09:00~18:00
(年中無休)
老人ホーム探しは、わたしたちにおまかせください!
相談無料!
全国対応!
相談無料!
全国対応!