高齢者にとっての筋力増強訓練
記事公開日:2016/01/19、 最終更新日:2018/07/11
高齢者にとっての筋力増強訓練
加齢とともに筋力は低下します。病気で入院したときなどはなおさら低下してしまいます。予防するためには筋力増強訓練を実施します。
理学療法士が主体となってプログラムを考え、リハビリとして実施します。どのような時に行うのか確認しておきましょう。
病気、術後の筋力増強訓練
脳梗塞や骨折の術後などによりベッド上で安静しなければいけない状況になることがあります。全く動かずにベッド上にいると、健康な人でも歩けなくなります。ましてや術後などは特に筋力が弱っているので、放っておくとどんどん低下していきます。それを防止するために、ベッド上での筋力増強訓練を行います。
寝たままで足や腕だけ動かす訓練を実施したりしますが、整形外科など手術の内容によっては、翌日にはベッド上で体を起こすこともあります。また、パーキンソン病などの筋萎縮が見られる病気においても筋力増強訓練は重要です。萎縮が進まないように筋力を付けることが大切です。
麻痺側の筋力増強訓練
脳梗塞などによって麻痺を生じた場合、元の生活に出来るだけ近づけるようにするために筋力増強訓練はとても重要になってきます。立位を保つだけでも病前とは違い、バランスを取るのが難しく感じるとおもいます。
麻痺側を支えるために、非麻痺側は病前以上の筋力を付ける必要があります。もちろん麻痺側もバランスを取るためや拘縮を予防するための訓練が必要です。杖を利用する場合も考慮すると体力が必要になります。筋力増強訓練は体力の維持向上にもつながります。
日常での筋力増強訓練
病気や手術後に、日常生活に戻った後も引き続き訓練を行うことが必要です。最初にお伝えしたように、加齢と共に筋力は低下します。
日常生活においても、筋力増強訓練は大切です。通院し理学療法士のプログラムに沿ってリハビリを実施することももちろんですが、椅子に座って足を上げ下げするなどの日常で出来る訓練も取り入れるとなお良いでしょう。しかし、何事もやりすぎはよくありません。痛みが生じるまで訓練することは避けましょう。
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