芸術療法の効果
記事公開日:2016/01/19、 最終更新日:2019/02/21
認知症に対する芸術療法の効果
芸術療法はアートセラピーとも言われ、創作活動の中で自由に自分を表現することで、自分を癒していく治療法です。
絵画、粘土、陶芸、写真、俳句、詩、心理劇、歌、ダンスなど様々な表現方法があります。新しく何かを作り出すことはリフレッシュと共にストレスも感じ、脳の活性化につながります。認知症の治療への効果も見られ、近年では様々な取り組みがなされています。
芸術療法の効果は脳の活性化
絵を描いたり粘土で形を作ったりすることで作品の創作意欲や達成感、色彩感覚をよみがえらせ脳を活性化させることが期待できます。更に、実施している施設の多くは、家族も一緒に参加して行うことが多いです。
利用者さん本人と家族が作業を共有することで、家族間のコミュニケーションを取りやすくする効果もあります。例えば絵画療法では、今まで使用したことがなかった色を使って絵を描いている様子を見て驚きを感じることもあります。普段は介護する側、される側という立場になりがちですが、同じ作業を通すことによって見えていなかった家族の一面を見ることができます。双方に新たな刺激となり、話題も生まれます。
また、子供のころに遊んでいたおもちゃの絵を描いたり、昔の歌を聴いたり歌ったりすることは回想法にもつながります。認知症で最近のことは忘れていても、昔のことは覚えているということが多いです。思い出すという作業は脳の活性化につながります。
芸術療法の注意点
認知症に対する芸術療法はあくまでも、認知症の進行を遅らせたり症状を和らげたりすることを目的として行っています。実施することで認知症が完治するということではありません。また、上手、下手という評価で測れるものではありません。
家族が参加した際に、他の利用者さんと比べて自分の所は下手だから、認知症がひどいのでは…と不安になることがあるそうです。芸術療法は上手く仕上げることが目的ではないので、心配することはないでしょう。家族の方で気になっている方がいたら、気負わずにまずは参加してみるといいかもしれません。
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