心のケアについての注意点
記事公開日:2016/01/20、 最終更新日:2019/03/14
心のケアについての注意点
気分が落ち込んだり、不安を感じたり、などという症状は誰にでもあることです。心のケアを考えた場合に、その適切な症状からの病名の診断が重要となります。そうでないと、適切でない薬剤を処方されたりして、ますます心にハンディキャップを抱えることになってしますからです。
それでは、心が正常な場合とそうでない場合とでは、どこにどのような違いが生じてしまうのでしょうか、そのための、適切なケアは、どうなるのでしょうか。
気持ちが沈んでいたり、不安を感じたりということは、誰にでも起こります。 正常とそうではない状態の違いとはどのようなものなのでしょう。
精神科についての注意点
心についてのケアを考えてみた場合まず第一に思いつくことは精神科だと思います。
精神科では、病気という概念を1980年代に放棄しています。英語では病気を、diseaseと言いますが、精神科の場合では、disorder、障害と置き換えています。
身体上の病気の場合には、客観的にがんはがんと判断が下せます。例えば本人が元気に仕事をしていても検診でがん細胞が発見されたとなれば、がんという病気として扱われます。
これに対して、精神疾患の場合には、抑うつ状態や観念的に不安が強くても、その人がうまく生活を送って機能していれば、病気とは言わないのです。
普通の生活を送る上での適応能力がどのくらいあるのか、といったことが、とても重要になってくる病気なのです。
そのために、正常とそうではないといった概念の違いははっきりとは分けることはできないものとして扱われています。
適応障害の症状とは
日常生活を送る上で、適応障害かどうかの判断の基準がとても重要になります。学校や職場など何らかのストレスを与えられた時に起きる感情的な混乱や行動の混乱も、適応障害とみなされます。適応障害は主な症状によって以下のようにまとめられます。
1、抑うつ的な気分をともなう適応障害
2、神経質、心配など過敏な人たちに見られる不安を伴う適応障害
3、不安と抑うつとが入り混じった状態の適応障害
4、怠学や破壊、無謀運転などを引き起こす行為性適応障害
以上の4つです。
適応障害との診断結果からの注意点
本人が日常生活を送れないほどに苦痛や不安を感じていることが、適応障害の診断結果の根拠になります。社会的なルールにうまく適応できずにいて、人に迷惑を掛けたり、自分自身が不都合を感じている、自分自身がしようとしていることの目標が果たせないでいること、といった面があげられます。
このように見てきますと、自分自身の感じ方次第での病気でないように思うかもしれません。ですが、抑うつ状態の時など判断力までもが、落ちていることが多々あります。心のケアが必要かな、と感じたらすぐにでも、専門家を受診してみなければ、見分けがつきにくいのは、当然と言えるようです。
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