コミュニケーションエイドは意思伝達を円滑にする
記事公開日:2016/01/20、 最終更新日:2018/07/11
コミュニケーションエイドとは
言語障害や視覚障害、聴覚障害を持っている人たちや重度身体障害者が社会参加に必要なコミュニケーション(意思伝達)が図れるようにと、電話に文字変換装置を設置したり、パソコン通信などに音声変換装置をもつものの設置、椅子に文字盤をつけるなどといった一連の機能補助をした福祉機器装置道具のことをコミュニケーションエイドといいます。
クオリティーオブライフという考え方について
コミュニケーションエイドには、クオリティーオブライフという考え方があります。クオリティーオブライフは生命の質、生活の質、人生の質などと翻訳されています。一般的な考え方では、この生活者の満足感、安定感、幸福感を通じての規定している諸要因の質を言います。
この両空間内のバランスや調和ある状態を質的に高めてより充足した生活を求めようとすることがクオリティーオブライフの基本的な考え方です。
この理念は、福祉、医療、工学、そのほかの諸科学の分野の人たちが、自らの科学上の、技術上の問題の見直しをする契機となり、社会、福祉、及び介護従事者への、生活の場での援助も、生活を整えることでの暮らしの質をよりよいものするといったクオリティーオブライフの視点を持つことによって、より福祉活動ができるものとされています。
コミュニケーションエイドという装置
病気や事故のために発声できない人たちや、先天性の障害のために言葉のやりとりが難しい人たちなど は、家族や介護者、友人、職場といった場所で、相手に自分自身の意思を伝えることが非常に困難です。
コミュニケーション・エイドは、発語や発声が難しい方のため開発された、文字やシンボルを選んで、合成音声で会話をしたり、画面に文章を打てば意思を伝えたりすることができ、打った文字を電子メールで遠くにいる相手に送ったりもできるようになりました。例えば、以下のようなものがコミュニケーション・エイドの代表例です。
文字盤:50 音表を指で、指し示したり、介助者が指し示した文字を、うなずきやまばたきで 確認しながら文字をつづることで会話をする道具システムです。
携帯用会話補助装置:50音順に並んだボタンを押すことによって 画面に文章が表示されて、合成音声により相手にメッセージを伝えることができる道具システムです。
コミュニケーション・エイドは科学技術の発展と共に今後さらに進化が予想されます。障害のある方も発話するのと同じように意思表示ができるようになっていくでしょう。
施設を効率よく探すには?
在宅生活が難しくなってきた高齢者の入居先探しはこちらから無料で相談可能です。
数ある中からその人に合った条件の老人ホームを探すのはとっても大変。全国の老人ホームに詳しいプロに頼めばスムーズに入居先を決めることができそうです。
人気記事
老人ホーム探しはおまかせください
お住まい相談員がピッタリの老人ホームをご提案
09:00~18:00
(年中無休)
老人ホーム探しは、わたしたちにおまかせください!
相談無料!
全国対応!
相談無料!
全国対応!