食道がんの方を上手に食事介助する方法
記事公開日:2016/01/22、 最終更新日:2018/07/11
食道がんの方を上手に食事介助する方法
食道がんになってしまいますと、食事が難しくなります。痛みが出てくるのはもちろんですが、症状によっては飲み込みがしづらくなるなどの障害が出てきますので、介護士として食事介助をする場合は注意が必要です。
食道がんの方を介助するにはどのような介助方法が良いのでしょうか?
①食事形態を見直す
食事は様々な形態があります。通常の食事から、常食→一口大→刻み食、ミキサー食・ムース食→流動食があります。その方の嚥下の状態に合して食事形態を変えていくことがポイントになります。
常食ではどうしても飲み込みにくい場合は、一口大にすると良いですし、噛むことが難しければ刻み食などの対策を行っていきましょう。
また、食事形態を変更する場合は、医師や栄養士などに意見を求めて行うことが大切です。介護士の判断で勝手に変更することをないようにしましょう。
②とろみ剤を使う
嚥下が悪くなってしまいますと、水分でむせてしまうことが多いですので、むせないようにとろみ剤を使用するようにしましょう。
お茶などはもちろんですが、汁物にもとろみをつけるとむせることなく飲み込めることができます。
よくあることとしては、とろみ剤の量が多すぎると固まってしまって、反対に飲み込みにくくなる可能性がありますので入れすぎには注意しましょう。
③好きなものを食べやすい形で食べてもらう
嚥下が悪くて、飲み込みも悪くなってしまいがちな食道がんですが、好きなものは割とスムーズに食べれることがあります。生活の質を維持するため、食事に楽しみを持ってもらう為にも好きなものを摂取してもらうようにしましょう。
繊維の多いものなどはむせやすいですが、他のものに関してはミキサーにしたり、ゼラチンで固めたりすることによって、食べれることがありますので様々な食事形態を試して食べてもらいましょう。
また、飲み込みが難しい場合でも味わうことができますので、飲み込まずに味わってもらって吐き出してもらうという方法もあります。
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