早期退院を目指す地域連携クリティカルパスの重要性
記事公開日:2016/01/25、 最終更新日:2018/07/11
早期退院を目指す地域連携クリティカルパスの重要性
脳梗塞などの脳の病気や、心筋梗塞などの心臓の病気などに伴い、入院・手術等が必要となった時、急性期病院でリハビリなども行わなければならないことが多いです。そのため、急性期病院での入院期間が長引き、本来急性期ではなくてもそこで治療をしなければならないことも少なくありません。そのため、クリティカルパスを利用し、退院計画を立て早期退院を目的とし活動しています。その中で、急性期病院を早期退院し、その後のケアを地域で実践していくために、地域連携クリティカルパスがあります。
早期退院を目指す、地域連携クリティカルパスの重要性について、ご紹介いたします。
①急性期には急性期の治療を
病気にはそれぞれ、急性期・回復期・亜急性期があり、患者の症状や回復により変化していきます。そのため、急性期では手術を行い、回復期や亜急性期ではリハビリを行うという、それぞれの治療方法も変化していきます。
しかし、高齢者の場合は回復が遅くなりさらに、元の状態に戻ること自体が難しいことも少なくありません。そのため、急性期に長期入院してしまう事もあり、急性期病棟で回復期に近い治療を行う事もあります。また、高齢化社会の我が国において、このような高齢者が増加してしまう事で、他の患者の受け入れができなくなることもあります。そのため、急性期には急性期の治療を行うことが、重要なこととなります。
②高齢者とってリハビリが重要
高齢者が、病気を患い在宅に戻るためには、リハビリが最も重要となります。そのため、在宅生活に戻ることができるよう、専門スタッフがいるところでのリハビリを行うことが重要です。
しかし、急性期病院では専門スタッフはいますが、高齢者のみのリハビリを行っているわけではありません。そのため、高齢者には高齢者に合ったリハビリを行うことができる、リハビリの専門病院などへの転院も重要となります。
③地域で高齢者を支え合う
地域連携クリティカルパスとは、急性期病院を早期退院し、回復期・亜急性期に焦点を当てています。そのため、急性期の治療が終了した段階で、次に違う病院でのリハビリを行い、さらにそこから在宅に帰るために、老人保健施設などへ転院していくシステムとなります。
これは、一人の高齢者がその都度その症状に合わせた治療を行うために、地域にある病院や施設が連携をとり、在宅復帰を目指す形となります。
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