義手を使用している高齢者への介護方法
記事公開日:2016/01/27、 最終更新日:2018/07/11
義手を使用している高齢者への介護方法
事故やけが、病気などにより、義手を使用している高齢者はいます。義手は、その人にとって今までの人生で、なくてはならない存在となっており、身体の一部となります。しかし、高齢になり認知症が発症すると、義手そのものを扱う事も難しくなることも少なくありません。そのため、介護の現場において、義手を介護士が取り扱わなければならないこともあります。
義手を使用している高齢者への介護方法について、ご紹介いたします。
①義手は体の一部という事を忘れない。
義手は、なくても生活することはできますが、あることで身体のバランスが取れます。体のバランスをとるという事は、日常生活を有意義に行うことができ、さらに生活へのメリハリにもなります。
そのため、認知症の悪化に伴い義手を忘れていたとしても、必ず身に着けてあげることが重要となります。また、高齢者の身体に義手を身に着け、その義手がなくてはならない存在であることを、再度高齢者が気づくことで生活にメリハリをつけることもできます。
②義手の装着はできるだけ自分で
義手を付け忘れてしまっている高齢者に対し、介護士が義手をつけることは簡単です。しかし、介護士が義手をつけることにより、高齢者は何度も忘れてしまいます。そのため、義手は高齢者自身が自分で身に着け、義手が必要であるという事を認識してもらうことが重要となります。
義手はいわば義歯と同じで、生活するうえでなくてはならないものという事を、認識してもらう事が重要となります。義手があることで、レクレーションへの参加ができ、一人で排泄をすることができることもあります。ADLを維持・増進するためにも、義手を使用することを理解してもらえるよう、援助していくことが重要となります。
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③壊れたらすぐに修理を
義手は、取り扱いによっては破損してしまうことがあり、修理が必要となります。しかし、義手は体の一部であるため、一般人が治せるわけではありません。そのため、義手が壊れてしまったら、早期に専門の方に治してもらわなければなりません。
また、義手がない間は介護が必要となり、介護量が増えることもあります。しかし、そこですべての手を貸してしまうと、高齢者の場合自分でできることが少なくなってしまいます。そのため、できるところは自分で行ってもらえるよう援助し、義手が治るまで経過を見ていくことが重要となります。
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