喫煙歴のある高齢者に多い肺がん
記事公開日:2016/01/27、 最終更新日:2018/07/11
喫煙歴のある高齢者に多い肺がん
日本人の死因として、癌が多く、特に肺がんに罹患する人は増えています。特に、肺がんは喫煙歴がある場合発症することが多く、現在喫煙していなくても過去に喫煙歴があれば発症する可能性が高くなります。また、肺がんの場合呼吸困難を招くことが多く、一人で生活することが困難となることも少なくありません。
喫煙歴のある高齢者に多い肺がんについて、ご紹介いたします。
①動悸・息切れ・めまいに注意
肺がんに限らず、様々な病気の症状として、動悸・息切れ・めまいが出現します。しかし、肺がんの場合はこれらの症状が著明に出現し、呼吸困難を引き起こします。また、喘息によく似た呼吸状態となることもあり、ぜーぜーと言った肩呼吸となることもあります。
このような状態となっても、肺がんの初期では継続的に症状が続かず一過性のことが多く、肺がんと気が付かないことも少なくありません。そのため、動悸・息切れ・めまいなどが出現した際には、早期受診することをお勧めします。
②大きく深呼吸することが重要
肺がんと診断され、治療を開始した際に、呼吸困難に陥りやすい状況のことが多いです。そのため、少し動いただけでも呼吸が苦しくなり、過呼吸様の状態になることも少なくありません。
そのため、日頃から大きく深呼吸をする訓練が重要となります。肺がんは、肺を圧迫し呼吸しづらい状況を作るため、肺をできる限り膨らませる訓練を日頃から行う事で、症状を重症化しづらくします。
③SPO2は95%以上をキープ
呼吸器疾患の目安として、SPO2を測定し酸素濃度を確認します。その際に、酸素をしていない状況であってもしている状況であっても、95%以上をキープできるよう援助することが重要です。
通常、SPO2が90%以下となると、呼吸が苦しくなります。しかし、肺がんの高齢者の場合常に90%以下という方も多く、苦しさを感じられないこともあります。そのため、適宜SPO2を測定し95%以上保てるよう、看護していくことが重要となります。
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