パニック障害と認知症高齢者の関連性
記事公開日:2016/01/27、 最終更新日:2018/07/11
目次
パニック障害は認知症高齢者に多いの?
パニック障害とは、突然何をどうして良いのかわからなくなり、パニック状態になることを言います。特に、女性が発症することが多く、いつどこで発作が起こるかわからないため、周囲は注意が必要となります。また、精神科へ受診し、精神安定剤などの内服治療により、症状の出現を抑えることもできます。
パニック障害が認知症高齢者に多い理由について、ご紹介いたします。
①認知症の症状とパニック障害は似ている
認知症の症状として、突然怒り出すことや、物をぶつけてくること等、突発的な行動を起こしてくることがあります。また、それと逆に、行動自体を起こすことができず、過呼吸状態になる高齢者もいます。
このように、行動を起こすことができず、内に秘めた状態となった時、パニック障害と同じような状態に陥ります。また、認知症高齢者のこのような状態も、パニック障害と同じで、精神安定を図ることが重要となります。
②いつどのタイミングで症状が出現するかわからない
認知症高齢者の症状も、どのタイミングでスイッチが入り、発作が起こるかわかりません。そのため、パニック障害と同じように、突然症状が出現することになります。また、認知症高齢者の場合は、自身の状態を把握することが難しいため、何に対しストレスを抱えているのかわからないこともあります。
そのため、認知症高齢者の場合は、表情や状態、病態などを観察し、パニックに陥らないようケアを行っていくことが重要となります。
>関連:なぜウチシルベは無料で老人ホームを探してくれるの?
③腫れ物に触るのではなく普通に生活を
パニック障害の方に対しても同じように、認知症高齢者に対しても、腫れ物に触るように関わることは、決して良い事ではありません。特に、いつ何が起こるかわからないことから、常にその方に対し目を向けているというのでは、却ってストレスをためやすい状態を作ってしまいます。
そのため、いつもと変わらない生活を行い、症状が出現した際にはパニック障害の患者が安心できるよう、心のゆとりを持つことが重要となります。
施設を効率よく探すには?
在宅生活が難しくなってしまった高齢者のための入居先はこちらから無料で相談可能です。
障害の有無や医療依存度、要介護度など様々な条件を加味して老人ホームを探すのはとても大変です。老人ホームに詳しい専門家に聞けばスムーズに入居先を決めることができそうですね。
人気記事
老人ホーム探しはおまかせください
お住まい相談員がピッタリの老人ホームをご提案
09:00~18:00
(年中無休)
老人ホーム探しは、わたしたちにおまかせください!
相談無料!
全国対応!
相談無料!
全国対応!