皮膚そう痒症は高齢者に多い
記事公開日:2016/01/27、 最終更新日:2018/07/11
皮膚そう痒症は高齢者に多い
皮膚そう痒症とは、皮膚が乾燥して痒くなり、粉が吹いている状態となります。そのため、常に痒みを伴い、ひどくなれば掻き傷ができて、炎症を起こしてしまいます。特に、認知症高齢者などにおいては、炎症していることに気が付かず、状態が悪化することもあります。
高齢者に多い、皮膚そう痒症とはどのようなものか、ご紹介いたします。
①皮膚の水分不足
高齢になると、皮膚の水分量が低下し、全身が乾燥した状態となります。また、高齢者の場合、水分摂取量の低下も著明となり、皮膚の乾燥がより一層悪化することがあります。
そのため、皮膚の水分補給を行うために保湿を行い、体内の水分補給を行うためには水分摂取を行うことが重要となります。しかし、高齢者は水分を摂取することでトイレが近くなるという理由から、水分を摂らない傾向にあります。そのため、こまめな水分摂取を促していくことが、重要となります。
②慢性的に痒みがある
皮膚そう痒症は、慢性的に痒みを引き起こし、常に全身のいたるところを掻いてしまいます。また、掻けば掻くほどに痒みが増していくため、皮膚のいたるところが傷だらけとなることも、皮膚そう痒症の特徴となります。
しかし、皮膚に傷がついていることに気が付かず、どんどん掻いていくことにより、皮膚が炎症を引き起こしさらに悪化させてしまいます。さらに、皮膚が炎症を引き起こしてしまうと、治療に時間がかかりストレスが上昇する危険性もあります。そのため、皮膚そう痒症には、早期治療が重要となります。
③早期受診し、治療を行う
皮膚そう痒症は、病気であり治療することで、改善することがあります。治療としては、ステロイド剤の内服や、塗り薬などを使用し皮膚の痒みを抑えることになります。また、一度掻いてしまうと痒みを悪化させてしまうため、認知症高齢者などにおいては、一時的に手袋などを使用することもあります。
痒みを最小限に抑え、掻くことをしなくなれば、皮膚そう痒症は改善しその後通常の生活に戻ることができます。そのため、悪化する前に早期受診し、治療を開始することが重要となります。
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