私たちを守る社会資源、フォーマルセクター
記事公開日:2016/01/28、 最終更新日:2018/07/11
私たちを守る社会資源
私たちの身の回りには、多くの社会資源があります。この社会資源を利用することで、例えハンディキャップを抱えていても安全に安心して暮らすことができます。
日常生活で生じる様々な問題を解決するインフォーマル、フォーマルな福祉サービスのことを社会資源といいます。その中でフォーマルな社会資源は、制度として確立されたサービスです。
①インフォーマルセクターとフォーマルセクター
私たちには自身で生活を営めなくなったときに利用できる社会福祉制度があります。生活を立て直すためには周囲で支えてくれる家族や親戚、友人、近隣やボランティアの方々の支援が必要です。これらは個人的な資源でありインフォーマルセクターといいます。また、日本に住んでいる人が必要なときに適切な援助と自立への支援を公平に受けることができる行政の資源をフォーマルセクターといいます。
私たちはこの2つの社会資源を組み合わせて、自分らしい生活が送れるよう必要なサービスの利用を考えていきます。
②在宅療養に必要な社会資源
介護が必要になっても、できる限り今までと同じ生活がしたいと願う方は多くいると思います。超高齢化社会の日本では社会福祉制度が充実しており、自立した生活が困難になった場合でも、介護保険サービスなどの支えがあることにより在宅での生活を続けることが可能になります。
例えば、介護者である家族がいない時間帯に訪問介護や通所介護を利用したり、自宅での活動に不自由がある方は手すりをつけるなどの住宅改修をすることで、自宅でも安心して生活できる環境を整えることができます。
介護サービスは要介護者が生活していく上で必要とされる内容を、要介護者とその家族の意向を取り入れてケアマネージャーが立てるケアプランに沿って行われます。その1つ1つの介護には多くの社会資源が関わっています。行政によるものだけでなく、家族や周囲の方々の支援があって介護が成り立っているのです。
③安全で安心できる生活のために
介護保険法はあくまでも社会資源の1つであり、介護が必要な方の身体的自立、経済的自立、社会的自立を支援しています。それ以外にも社会福祉が関係するフォーマルな社会資源はたくさんあります。
障害を抱えた方のための身体障害者福祉法、精神疾患を抱えた方のための精神保健法、子どものための児童福祉法などすべての方々が安全に、安心して生活していくための法律がたくさんあります。私たちはどの立場になったときも常に社会資源によって守られているのです。
また、フォーマルセクターは人の助けが必要になったときだけではなく、支援する側としても関わることができます。要介護者の家族として、地域の住民として自分自身も社会資源の中の一員として助けを必要としている方々を支援していけるよう意識することが大切です。
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