高齢者に多い味覚障害は誰にでも起こること
記事公開日:2016/01/29、 最終更新日:2018/07/11
高齢者に多い味覚障害は誰にでも起こること
味覚障害というのは高齢者の方で多くみられる障害です。加齢によって舌や口といった部分にある感覚細胞が次第に減っていってしまうためです。また唾液の分泌量も徐々に減っていきますので、次第に味覚障害となります。
唾液というのは食物などから味覚となる成分を溶かし出していく役目を担っています。唾液が減ってしまうと味が全く感じられなくなることもあり、舌炎などの症状を引き起こします。
①誰にでもある味覚障害のきっかけ
高齢者は濃い味を楽しめる料理を取る傾向があります。そのため味覚障害になってしまうこともありますが、その原因は濃い味の食事をとることによって、塩分や砂糖類などの栄養分を多くとっているのです。その結果糖尿病や高血圧といった高齢者で多く見られる病気を発症しやすくなります。
栄養素の部分から見ていくと、最大の原因が亜鉛の不足です。次第に細胞の数が亜鉛が減ることで一緒になくなっていきます。こうなると舌や口の機能が徐々に落ちていきます。そして高齢者になると食事量の減少なども影響していき、次第に亜鉛を消化もしくは吸収していく機能が衰えていってしまいます。さらに持病を抱えている人の中で、薬の副作用として口の渇きなどを引き起こすようであれば、亜鉛が減っている傾向です。持病の回復とともに、亜鉛が増えていくように検討していきましょう。
②亜鉛が味覚障害の大きなポイント
とにかく味覚障害を防いでいくために、血中の亜鉛を下げていかないようにしなければなりません。ポイントとなるのは1日15ミリグラム摂取することですが、亜鉛が多く含まれている食物として緑茶や抹茶、さらにはごまや魚介類といったものがあります。継続して食べていくことで亜鉛が体内で働いていきますので、しっかりと食べて行きましょう。期間としては1ヶ月を基準として考えていくようにしましょう。
その他にも貧血などにも亜鉛は効果的です。これは高齢者だけでなく、若い人でも発症しやすくなっていますので、適度に若い頃から摂取していくようにしましょう。
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