介護をする時は夜間せん妄に注意する
記事公開日:2016/02/01、 最終更新日:2018/07/11
介護をする時は夜間せん妄に注意する
夜間せん妄というのは高齢者の介護を行う中で昼間は従来の生活リズムなどを崩さずに落ち着いて周囲の状況を理解しながら行動できていますが、夜になると急にそわそわしてしまったり、興奮した状態で動きまわることがあれば話が全く通じない状態となってしまうことです。
夜間せん妄は病院で検査を受けることで判断することができますが、介護を行っていく中で夜間せん妄を発症していた時には要注意といえるでしょう。
①主な夜間せん妄の兆候
夜に家の中をついつい歩き回ることがあったり、独り言を何度も言ってしまう時には夜間せん妄にかかっている状態といえるかもしれません。そもそもせん妄というのは、幻覚や妄想、日常生活における焦燥からくる興奮や状況把握ができない状態が該当します。他にも出来事に対して軽いパニックをついつい起こしてしまったり、周囲の状況をしっかりと飲み込めないで混乱してしまった状態となります。
夜間というのは外が暗くなっているため、昼間以上に周囲の状況について認識していくことが難しくなります。夜間せん妄の兆候として、夜になると不安感がいっぱいになったり、恐怖感を夜に増してしまう状態があります。パニックになることが夜に多いと夜間せん妄の恐れがありますが、認知症を患っていると確率はアップしていきます。
対策として部屋や廊下といった自宅の環境を常に証明などで明るくしていったり、夜間せん妄にかかりそうであれば手をそばでさすってみましょう。それだけでも不安感や恐怖感より解放していきます。
②夜間せん妄を病院で治療する方法
せん妄の治療というのは基本として、原因の究明であったり除去に努めていくことです。まず治療として毎日飲んでいる薬からチェックしていきます。そして血液検査や放射線検査などといった治療を行い、体の状態を調べていきます。
そしてカウンセリングとして、最近心理的なストレスを感じていないか近親者などに尋ねていきます。原因の特定ができたところで、ようやく夜間せん妄の治療が進んでいきますが、治療が遅れてしまったり手間取ってしまうと脳へ障害が残ることがあります。早期発見や治療が重要となります。
施設を効率よく探すには?
夜は徘徊やせん妄、幻覚などが発生しやすいです。家族の介護負担が大きくなってきたら老人ホームへの入居を検討しましょう。こちらから無料で相談可能です。
見守りをおこなってくれる高齢者住宅や介護のプロがいる老人ホームを紹介してもらうことができます。
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