歩行中の高齢者に注意
記事公開日:2016/02/08、 最終更新日:2018/07/11
歩行中の高齢者に注意
交通事故による死者数は年々減少していますが、一方で65歳以上の高齢者の死亡率は増加しています。2010年頃から、交通死亡事故のうち高齢者の占める割合が5割を超えています。自動車だけでなく、自転車との接触により大怪我や死亡に至る件も増えています。自動車や自転車に乗る時は、とくに高齢の歩行者に注意が必要です。
事故の多い時間帯
1年を通して見ると、8月以降秋から冬にかけて高齢者の事故が増加しています。とくに12月は他の月に比べて1.5倍近く事故件数が増えます。1日の中でみると、17時から18時までの夕暮れ時に集中して事故が発生しています。理由としては、夕方は帰宅する人と買い物に出る人で交通量も人手も多くなり、また日没前後は視野が狭くなることからうっかり見逃して重大な事故に繋がるケースが多いのです。
高齢者の歩行と運転中の注意点
そもそも高齢になると歩行状態が悪くなり、また運動神経や反射神経も鈍くなるため、とっさの事態を回避する行動がすばやく取れません。また、重い荷物を持って歩いていたり、買い物の内容など他の事に気を取られていたりすると、自動車や自転車が来ることに気付くのが遅れます。高齢になると注意力も散漫になるため、確認せずに一車線通行の普通の道路でも、よく確認せずに横断しようとすることがあります。
自動車や自転車に乗る時は、夕暮れ時は早めにライトを点灯しましょう。運転者から見やすいだけでなく、歩行者からもライトが近づいてくるのが遠くからでもわかりますから、早めの回避行動を取ることができます。また、信号のない交差点やスーパーなどの店舗付近は速度をゆるめて周囲を確認することが必要です。忙しい時間帯ですが、気が急いて大事なことを見逃さないよう、気持ちに余裕をもった運転を心がけましょう。
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高齢者が注意する点
歩行者と自動車との交通事故は、全面的に自動車に分が無いものですが、歩行者側にも過失があります。高齢者のいる家庭では、高齢者の外出にも十分注意が必要です。まず、コートなどの羽織るものは黒っぽい服をやめて、白っぽい服を選ぶようにしましょう。同じ身長でも、白い服と黒い服では遠目からの認識度が数十メートルも変わってきます。
外出の時間帯も、日が暮れる前に自宅に戻れるように余裕をもって出かけましょう。通院の帰りなどやむを得ない場合は、小型のライトや自転車の反射板のような光るものを見える位置に身に着けるようにします。認知症で夕方に徘徊する方には、ひとりで外出させずに必ず付き添うように気を付けましょう。
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