老年症候群の特徴と予防
記事公開日:2016/02/12、 最終更新日:2018/07/11
老年症候群の特徴と予防
老年症候群とは加齢に伴う心身機能の衰えによって現れる身体的、精神的諸症状、疾患の総称です。
老年症候群の方が介護や看護が必要となった場合に大きな問題が生じてきます。人間らしく生きることの生活の質を損ね、命に関わることに繋がる恐れもあります。では一体どのような症状があるのか、老年症候群の予防方法をご紹介したいと思います。
精神的障害は意識障害を伴うことがある
老年症候群の精神的な障害としては、認知症、せん妄、うつ病などがあげられます。正確な原因は分かっていませんが、環境の変化や心因的ストレスが大きく関わっていると考えられています。
大きな社会問題にもなっている認知症は初期の段階で治療を受け進行を遅らせる事が可能ですので早期発見を心がけて下さい。せん妄は認知症に比べ突然起こる事が多いです。自分がどこにいるのか、日時がわからなくなる事があります。時間と共に戻っていきますがその意識障害が長く続き、錯覚や幻覚が伴えば要注意です。
肉体的障害が起きることも
移動による障害としては、転倒、骨折、寝たきり等があげられます。関節の痛みなどが生じ、あまり動かない生活をしていると筋肉が低下します。筋肉が低下する事で転倒しやすくなり、転倒をきっかけに骨折、骨折をきっかけに寝たきりの生活になってしまうような悪循環に発展していきます。
寝たきりの生活になると褥瘡になりやすく、大きな苦痛を伴います。そういった体力の消耗は食欲不振にも繋がり、栄養不足や脱水の原因ともなりますので注意が必要となります。
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老年症候群の予防法
高齢者は病気や骨折で安静状態が続くと寝たきりになる方が多いです。身体の筋肉は使わなければ早い段階で落ちていきます。寝たきり状態を予防するには動かすことを考えなければなりません。運動や体操を行い、筋肉を動かす事を心がけて下さい。
認知症を予防する方法としては、魚、野菜、果物を多く取れるように食事のバランスを考え、よく噛んで食べる事が基本的な事としてあげられています。文字を読んだり、文章を書いたり、頭を使う事も効果的です。いつまでも自立した生活が行えるように自分自身を知り出来る事から始めてみて下さい。
施設を効率よく探す方法は?
加齢により、自宅での一人暮らしや夫婦暮らしが難しくなってしまうことがあります。家族と同居中でも介護負担が上がると在宅を続けられなくなるケースもあります。介護施設への入居を考えているならプロにご相談下さい。こちらから無料で相談可能です。
骨折や肺炎などで入院したことをきっかけに施設入居を検討する方も増えています。要介護度や必要なケアに応じてその人に合った施設を提案しています。
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