老人性円背の方を介護する際に注意したいこと
記事公開日:2016/02/12、 最終更新日:2018/07/11
老人性円背の方を介護する際に注意したいこと
老人性円背はその名の通り背中が円のように曲がった状態のことを言います。症状が重い人になりますと、腰と下半身が直角に曲がったような状態になって、転倒の危険性や日常生活に支障をきたすことがあります。
老人性円背の方をスムーズに介護するにはどのような点に注意していけば良いのでしょうか?
①老人性円背で痛みがどこに出ているのかを把握する
老人性円背では痛みが起きることが多いのですが、その痛みが出る部分を知ることによって痛みに配慮した介護を提供することができます。痛みが出る部分として一番多いのは、首回りと腰回りです。首回りは首の変形が強い方、腰回りは腰が大きく曲がっている場合に起きるようです。
介護をする際はできるだけ、痛みがでないようにゆっくりと行うことが大切であり、急に体を動かしたりするのは痛みを引き起こしてしまいますので注意しましょう。
②視界に注意することが大切
円背になっている方は基本的に視界が非常に狭いと言われています。背中や首が曲がっていることによって、視界の上の部分が狭くなってしまうのです。
そのため、頭上に何かあった場合でも気づかずに進んでしまってケガをすることがありますので、注意しましょう。
できれば頭上に物を置かないこと、声掛けをする時は下から声掛けをするようにしましょう。
③リハビリは原因を特定してから行う
リハビリをする際は原因をしっかりと把握してから行うようにしましょう。原因がもしケガ(骨折)などであればリハビリは過度に行うことができません。反対に体が徐々に曲がる円背であれば、リハビリは進行を食い止めたり、改善させることができますのでお勧めであるといえます。
介護士が行うリハビリは主に体操などになるかと思います。体操を行う際は、首や腰を上にゆっくりと曲げるように促していきましょう。決して無理をすることなく、その方のできる範囲で徐々に行うことが大切になります。
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