昼夜逆転している高齢者の対処方法
記事公開日:2016/02/16、 最終更新日:2018/07/11
昼夜逆転している高齢者の対処方法
人間は年齢を重ねるとともに脳も老化していきます。そのため睡眠が浅くなり途中覚醒、早朝覚醒などが増えるようになります。そのため眠りの質はとても悪くなり日中に不眠のしわ寄せがきて昼間にうとうとと日中傾眠という現象が繰り返される事で「昼夜逆転」という状態になっていくわけです。また認知症の方などはこういった睡眠障害が起こることで「せん妄」と言われるもうろう状態に陥りやすく、このような状態は当人にも精神的不安が大きく、介護者にとっても大きな負担になります。このような状態になってしまった場合、「昼夜逆転」の改善と介護者の負担の軽減につながるような正しい対処方法がとても大切だと言えます。
日中の活動量を増やす工夫をする
日中は部屋にこもったりベットの上で過ごすといったことを避けできるだけ体を起こし散歩に出かけたりできる作業を手伝ってもらうなど活発に過ごしてもらいましょう。デイサービスなどの日帰りのサービスを利用するのもとてもいいことです。そうすることで生活のリズムを身につけるのはとても効果的と言えます。また車いすの方などは日中の日光浴などにより体温の調節をすることで効果があった例もあります。
眠りやすい環境作りを含めた精神的ケア
睡眠障害を起こしている高齢者の精神状態は不安、興奮、恐怖などに支配されていることが多いと言われます。質のいい睡眠を少しでも長くもっていただくために、添い寝をしてあげたり、寝付くまで見守ってあげるなどして安心して眠りにつける工夫をしていく事も大切です。また興奮状態になった時は怒るのではなく寄り添う気持ちで話を聞き同意してあげるなどの工夫をすることで気持ちが落ち着きまた穏やかな眠りにつくことができます。
医療機関への受診やサポートを受けること
認知症によるせん妄などは服用中の薬などが原因の場合があります。昼夜逆転は年齢によるものもありますがまず医療機関を受診し医師の診察と指導を受けることが大切です。またケアマネージャーなどに相談しサポートを受けることで、家族の負担をできるだけ少なくすることも忘れてはいけない事と言えます。
施設を効率よく探す方法は?
認知症や精神的に不安のある人は睡眠障害の可能性があります。環境の変化によってナーバスになることもあるので施設入居には細心の注意が必要です。こちらから無料で相談可能です。
身体や精神状態に不安がある方はスタッフの対応や設備についてしっかり確認してから入居を決めるようにしましょう。ウチシルベならお住まい相談員が一緒に見学を行います。事前に気になることについても確認しておきましょう。
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