常同行動と認知症の関係
記事公開日:2016/02/18、 最終更新日:2018/07/11
常同行動と認知症の関係
認知症になりますと、様々な行動を起こすことになって、介護が必要になる場合があります。常同行動も認知症の行動の一種です。
常同行動とは、認知症の関係や対応方法などについてご紹介していきます。
①常同行動は同じ行動を繰り返すこと
認知症になりますと常同行動を引き起こすことがあります。常同行動とは目的や意味のない行動を何度も何度も繰り返して行うということです。
例えば、机の上をたたき続ける、足をバタバタとする、新聞やチラシを破り続けるなどがそれに当たります。目的の無い行動というのがポイントであり、精神疾患を持っている方でもこういった行動をとることがあります。
常同行動の他に、同じ言葉を言い続ける常同言語や、同じ姿勢を取り続ける常同姿勢などがあります。
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②前頭葉型の認知症によくみられる
常同行動の特徴としては、前頭葉型の認知症の方に非常に多くみられるということです。アルツハイマー型認知症や、レビー認知症にはほとんど見られないものであり、前頭葉に障害があることによって繰り返しの常同行動が出現すると言われています。
精神疾患の自閉症などの方に見られるものであり、症状としては自閉症の方が強いと言われています。
③常同行動の対応方法
常同行動の対応方法としては、まず無理に止めないということです。無理に止めてしまいますと、高齢者自身がストレスが溜まってしまってその行動を余計に辞めらなくなってしまいますので注意が必要です。
止めないというのは原則として覚えておきましょう。
また、行動を繰り返すことによって体にケガが出てしまったり、介護者(家族)の精神状態が不安定になる可能性がありますので、そのような時は別のことに目を向けてもらうように対応をしましょう。
興味がそちらに移れば行動が収まることが多いですので、昔好きでやっていた趣味や音楽などに目を向けてもらうことによってある程度常同行動を抑えることができます。
施設を効率よく探すには?
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普通の人からみると異常と思われるような行動でも施設のスタッフはプロですから適切に対応してくれます。信頼できるスタッフが在籍している老人ホームを見つけるならまずは相談してみることからはじめましょう。
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