寝たきりの高齢者は呼吸機能が低下しやすい
記事公開日:2016/02/19、 最終更新日:2018/07/11
寝たきりの高齢者は呼吸機能が低下しやすい
通常であれば、起きたり寝たり、座ったりを繰り返して生活をしますが、なんらかの理由によって寝たきりになってしまった高齢者は様々な症状を抱えてしまうと言われています。
その代表的なものとして挙げられるのは呼吸機能の低下です。
呼吸機能が低下する原因と、その対策方法についてご紹介していきます。
①呼吸機能が低下する原因について
呼吸機能が低下してしまう理由としては、重力の関係があります。通常起きる時間は寝る時間よりも多く、人によっては睡眠時間が6時間から8時間、それ以外はほとんど起きているという方も多いです。
体を起こしている状態ですと、体の臓器は全て足元に重力がかかって、その重力に対して抵抗しようと臓器が働きます。しかし、寝たきりになってしまいますとその重力がきちんとかからないため、臓器が正常に働かなくなってしまうのです。
特に呼吸機能をつかさどっている肺は、他の臓器に比べての伸縮性がありますので、重力によっての抵抗を受けやすく、重力を受けない寝たきりの状態になってしまいますと劣化が激しくなってしまいます。
②血液が体全体に溜まってしまう
立っている状態や座っている状態であれば、血液が足元に降りてからポンプが働いて体全体をめぐりますが、寝たきりの状態ですと体の血液が循環せずに体内に溜まってしまいます。そのため、各臓器がきちんと働かず、特に心臓や肺の働きが悪くなってしまって、呼吸機能が低下してしまいますので、注意が必要です。
③呼吸機能低下を予防するためには
呼吸機能が低下しないためには様々な取り組みが必要になります。まずは声をしっかりと出してもらうリハビリを行うことが大切になります。しっかりと声を上げることによって呼吸機能が維持・向上されていきます。
また、完全に寝たきりの状態にするのではなく、クッションなどで体を支えつつ起きてもらうようにしましょう。リクライニング車いすを使用しても良いですので、しっかりと起きてもらうことが大切になります。
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