スライディングシートの種類
記事公開日:2016/02/22、 最終更新日:2018/07/11
スライディングシートの種類
介護する人・される人にとって、体の向きを変えたり、車椅子に移動したりなどの移動は力を要しお互いの身体への負担も大きく大変なことです。その移動を怠ってしまうと介護される人に、いわゆる「床擦れ」という皮膚トラブルが出てきてしまいます。その反面、介護する人にとっても無理をしていると腰を痛めてしまうなど、身体的な苦痛が出てきてしまいます。介護する人、される人がより楽に体の向きを変えたりすることが出来るように開発されたのが、低摩擦剤を使用した滑りやすいシート「スライディングシート」です。では、このスライディングシートにはどのような種類のものがあるのでしょうか?
①上下左右に使い方次第で使える筒型
筒型は筒の内側に低摩擦材を使用し、滑りやすいようになっているため、力を加えた方向に筒状のシートが回転します。そのため、大きな力を加えることなく介護される人の身体を動かすことができます。筒の入れる方向により、左右にも上下にも動かす事ができます。
また、この筒型にはロングタイプとハーフタイプがあり、介護される人の状態に合わせて選んでいく必要があります。その他にも車いす用のスライディングシートがあり、このシートは車いすから滑り落ちないように一方のみに滑るようになっており、座ったまま、膝を押しこむと深く座りなおすことができます。
しかしながら、この筒型のスライディングシートは使用の度に介護される人の体の下に入れたり抜いたりしなければいけません。
②常に敷いておけるシート型
シート型はベッドに常に敷いておくことが可能です。シートには低摩擦材を使用しており、移動をスムーズに行う事ができます。シート型の中には、滑る方向が限定されているものもあり、選ぶ際には注意が必要です。
③腕に巻きつけて使うその他の型
上記の筒型・シート型の他にも、アームウォーマーのように介護する人の腕に装着するものもあります。外側が滑りやすく、内側は滑りにくくなっており、身体とベッドの間に腕を入れやすくなっています。介護する人の腕を介護される人の身体とベッドの間に入れることにより、介護される人の身体を浮かせて滑らせ、身体の移動をしやすくするものです。
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