福祉住環境コーディネーターの仕事
記事公開日:2016/02/23、 最終更新日:2018/07/11
福祉住環境コーディネーターの仕事
家は一生に一度買えるか買えないかの大きな買い物になってきます。しかしながら、住む人の人数や身体の状況は年々変化してきます。その為、働き盛りの頃には快適に暮らせていた家でも年を重ねるごとに、身体機能の低下から少しの段差が大変になってしまいます。
現在4人に1人が65歳以上である日本では、2000年に介護保険制度が導入され、介護リフォームに補助金がでるようになりました。しかし実際、どのようにリフォームしたらいいのかわかりません。そんなときに、的確なアドバイスをしてくれる人がいます。
①福祉住環境コーディネーターとは
福祉住環境コーディネーターとは、「高齢者や障害者にとって安全で安心して暮らせる住まい」を提案するアドバイザーのことです。出来る限り、住む人が自立しいきいきと生活が出来るように、その人の身体の状態に合わせた住環境を提案してくれます。ただ単に、スロープをつけて段差をなくすだけがバリアフリーではありません。その人に合わせた環境が提案出来るように、福祉住環境コーディネーターは、医療、福祉に関する知識はもちろんのこと、建築や福祉用具に至るまでの知識を持っています。
②福祉住環境コーディネーターの資格取得
福祉住環境コーディネーターの資格を取るために、特に必要な受験資格はありません。現在、ケアマネージャーをしている人や介護福祉士の人などが、今の仕事の幅を広げるために取得される人も多いようです。その他にも、建築に携わるハウスメーカーの人や就職でアピール出来る資格として学生が3級取得を目指したりします。
実際に2級を取得された建築関係の人からは「住まう人にやさしい暮らしのご提案ができる知識が身に付いた」という声が聞かれたり、ケアマネージャーをしている人からは、「1人1人違う利用者の自立支援・介護負担軽減に繋げていけるように考えるようになった」との声か聞かれたりしています。
③実際の試験について
福祉住環境コーディネーターの3級2級は筆記試験のみです。すべてマークシートであり、100点中70点以上で合格となってきます。平成27年度の合格率は3級で62.9%、2級で70.8%となり、試験は毎年7月と10月に行われています。
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