地域で生きるためのリハビリテーション
記事公開日:2016/03/03、 最終更新日:2018/07/10
地域で生きるためのリハビリテーション
加齢に伴い、足腰など様々な機関が衰え、リハビリを必要とする場合があります。そのような状態になっても、住み慣れた街や家で生活を続けたいと願う方は多いことでしょう。
その希望を叶えるための地域リハビリテーションというものがあります。
①地域リハビリテーションとは
高齢者が住み慣れた街で安全に生活していくためには、そこに暮らす人々や医療、保健、福祉など生活に関わるさまざまな方々が、リハビリテーションという立場で行う活動を地域リハビリテーションといいます。
この地域リハビリテーションは、高齢者ができる限り要介護状態にならないよう、心身機能、身体機能の維持、向上を目的としています。
②社会で生活する問題
高齢者にとって、住み慣れた街や家が必ずしも住みやすいとは限りません。加齢に伴って、生活が制限されてしまうために、自宅で引きこもりがちになってしまうこともあります。活動量が減ることで、食事摂取量も減り、筋力低下や栄養不足となりさまざまな病気の原因になる可能性もあります。それだけでなく、他者との関わりが少ないことから認知機能の低下につながることもあるのです。
また、病気のために身体機能が低下してしまうこともあります。その場合は、入院中から少しでも入院前の身体機能を取り戻すためのリハビリテーションを行います。しかし、十分な回復に至らず、自分でできていたことができなくなってしまうと、退院後の生活をそれまでと同じように送ることが難しくなります。
③いきいきと生活するために
地域リハビリテーションは、高齢者が抱えるさまざまな問題に対していろいろな方向から、それぞれの段階に応じたリハビリテーションを行います。そして、高齢者が少しでも長く自分のことを自分ででき、その地域でいきいきと生活していくために必要な支援を行います。
超高齢化社会となった現在、高齢者が生活しやすいような環境が整えられつつあります。しかし、高齢者一人ひとりが、その地域で生活していけるよう今ある身体機能の維持、向上を意識的に行うことが大切です。そのための支援である地域リハビリテーションをうまく活用して、自分らしくいきいきと素敵な日々を送りましょう。
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