嚥下障害のある方の対応可能な老人ホーム
記事公開日:2016/03/07、 最終更新日:2018/07/10
嚥下障害のある方の対応可能な老人ホーム
嚥下障害とは、脳梗塞などが原因で麻痺があったり認知症の方で、咀嚼や飲み込みに支障がある状態です。食事は毎日取る重要な要素ですが、老人ホームでは毎回の食事介助をしてもらえるのでしょうか。また、それ以外にはどんな対応ができるのでしょうか。
①食事介助は注意が必要
嚥下障害を一口に言っても、障害の程度には軽度から重度までの段階があります。簡単に分けると、軽度の方は自力で食事摂取ができますが、食事中の見守りが必要です。中等度の方は、食べ物を認識できなかったり、食べ方がわからない、うまく飲み込めないという症状があり、食事中は介助が必要になります。重度になると、ほとんど口から栄養を摂取することはできず、胃ろうを造設している方が多くなります。
自力で摂取できる方でも、食事中にむせたり、食後に食残が口の中に残っていたりすることがあります。食事に、介助の人数と時間をどれだけ取っているかは、施設選びの重要なポイントになります。
②食事形態は様々なものから選択をする
一般的な食事の摂取が困難になった場合、口から栄養を摂取するのは無理だと諦めることはありません。白米はお粥に、おかずは細かく切って食べやすくして、汁物はとろみをつけて誤嚥しにくくすることができます。この食事の形態は、何段階と決まってはいません。施設によっては、常食・柔菜・ペーストの3段階で、別の施設では更に細かく7段階に分かれていることもあります。
認知症が原因で嚥下障害のある方などは、数か月や数年単位で症状が変わってくるので、その時の症状に合わせて食事形態を少しずつ変えていけるように、形態の豊富な施設を検討するとよいでしょう。
③嚥下障害があったら
嚥下障害は、なにも食事を摂る時だけ気をつければよいというものではありません。嚥下が困難な方は、自分の唾液でも誤嚥して、場合によっては肺炎を起こすことがあります。嚥下障害があると、大げさにむせなくても、いつの間にか気管から肺に食物が入ってしまいやすくなります。
従って、食事中の介助や見守りだけでなく、日々の健康状態にも気を配ってもらう必要があります。また、食残が口の中や喉に残りやすい方は、その都度、食残を吸引することも考えられます。吸引器具があり、看護師が常駐している老人ホームが、より安全な選択だと言えるでしょう。
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