尿カテーテルは老人ホームでも対応可能か
記事公開日:2016/03/10、 最終更新日:2018/07/10
尿カテーテルは老人ホームでも対応可能か
自宅で生活していた方が、骨折して入院したら尿カテーテルや尿バルーン留置になってしまうことも少なくありません。その状態では自宅介護が難しく、老人ホームの入居を検討する時に、何に注意したらいいでしょうか。
①カテーテル留置の原因は何か
まずは、カテーテル留置になった原因を知る必要があります。骨折入院の場合、骨折の部位によっては、オムツ交換時に激しい痛みが生じるためカテーテル留置になっていることがあります。これは骨折が治癒すればカテーテルも外せるため問題ありません。
神経因性膀胱や前立腺肥大が原因でカテーテル留置になった場合は、今後もずっとカテーテル留置である可能性が高いです。そのほかにも、尿が出にくい病気が原因で、今後も治癒の見込みが薄い場合には、ずっとカテーテルを留置しておくことになります。
②老人ホームでのカテーテル対応
尿カテーテルや尿バルーンの処置は医療行為に当たります。従って、看護体制の整っている老人ホームでなければ受け入れが出来ません。尿カテーテルを留置している場合、日々の尿量管理が必要になります。
何かの原因でカテーテルが外れていたり、きちんと入っているけれど尿量が少ない場合は、ただちに処置が必要になります。排尿できない状態で1日経過すると、尿毒症になったり腎臓に重いダメージを負うことがあるからです。
また、カテーテルは定期的に交換する必要があります。同じ管をずっと使っていると、管が劣化したり、衛生上の問題が出てくるためです。カテーテル交換は泌尿器科の医師に受診することになるので、通院日を予め決めておくことが必要です。
③老人ホームとよく相談する
排尿障害によってカテーテル留置になっている方は、老人ホームでどこまでの対応が可能なのか、提携医療機関はどういったところか、医師の24時間オンコール体制はあるか、看護師は常駐しているか、ということを十分に確認することが必要です。老人ホーム側としても、情報は多ければ多いほど良いので、曖昧な部分は担当医師に納得するまで確認してから、老人ホームと相談するとよいでしょう。
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