老人ホームでは関節症の対応は可能か
記事公開日:2016/03/10、 最終更新日:2018/07/10
老人ホームでは関節症の対応は可能か
リウマチや変形性関節症が徐々に悪化して、自宅での生活が困難になるケースがあります。そこで老人ホームを検討する上で注意の必要な点を考えてみます。
①治療上の注意
関節症は、非常に強い痛みを伴う病気です。関節の炎症を抑えるために、治療にはステロイド剤を用いており、強い鎮痛剤も必要とします。ステロイド剤は、内服を急に中止すると頭痛・吐き気・血圧低下などの副作用が出るため、服薬管理の徹底が重要になります。
また、ステロイド剤は、内服を続けていてもさまざまな副作用が出ることでも知られています。服用していると免疫力が低下するため、ちょっとした風邪を引きやすくなります。うつ状態になりやすく、血液の循環が悪くなり、むくんでパンパンになることもあります。これらの症状を見逃さず、変化のあった症状にいち早く対応することが必要となります。
②生活上の注意
関節症は、関節に負担をかけることで炎症が起こり、症状が悪化します。またストレスを感じていると悪化する傾向があります。日常生活では、関節に負担をかけない動作・動線・器具の使用などが必要です。
しかし、まったく身体を動かさないと、かえって関節が固まってしまうため、適度な運動も重要になります。この時、むやみに運動をするとかえって悪化してしまう危険があるため、関節症に詳しいリハビリ専門職がいる老人ホームが望ましいのです。
③具体的な老人ホーム
関節症に適している老人ホームは、老健か特養です。しかし老健は短期入所施設であり入居できる期限が定められています。また特養は、申し込んでも待機期間が長く、入居までの道のりが困難です。民間の有料老人ホームでも、関節症の方に対応している施設があります。
この時、注目すべき点は、①の医療的な観察眼を持ち、連携医療機関に素早く対応できることと、②の関節症に適したリハビリをしていることの2点です。リハビリに関しては必ずしも施設内になくても構いません。通いやすい近所にあるか、個人的に雇ったリハビリスタッフを施設内に入れても大丈夫かという確認が取れればよいでしょう。
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