老人ホームにおける徘徊への対応
記事公開日:2016/03/11、 最終更新日:2018/07/10
老人ホームにおける徘徊への対応
認知症にみられる症状の1つで、家の中や外をウロウロと歩き回る徘徊があります。徘徊の原因や危険性とその対応にはどのようなものが考えられるのでしょうか。
徘徊はなぜ起きるのか
認知所になると、自分がどこにいるのか、どうしてここにいるのか、今が何時なのか昼夜さえもわからなくなることがあります。今いる場所に不安を感じたり、行きたい場所があると外に出てしまったり、家に帰ろうとすることがあります。室内ならば、トイレや自分の部屋を探していることもあります。
徘徊による危険性とは
誰も気づかない間に外に出てしまって行方がわからなくなることがあります。施設内であればすぐに見つけることもできますが、一旦外に出てしまうと探し出すことは大変困難になります。誤って踏切に入ってしまったり、道路を横断して車と衝突したりと事故に遭う危険性が高くなります。転倒や川などへの転落も考えられます。どこまでも歩き続けるため、動けなくなりそのまま死に至るケースもあります。認知症の方には何をすることが危険なのかという判断能力も低下しているため大変危険になります。
施設での徘徊への対応
入居者が「今どこにいて何をしているのか」所在確認をスタッフ間の協力のもと、常に把握できるようにしておくようにすることが大切になります。どうして徘徊しているのか、どこへ行きたいのか理由があることもあるのでそれを見つけて対応するようにしましょう。室内の徘徊は無理に止めたりせずに好きなように歩かせて見守ることも必要です。夜間に徘徊がみられることもあるので、昼間は軽い運動やレクリエーションなどでしっかりと活動し夜間はぐっすりと眠れるようにしましょう。
どんなに出入口のセンサーなどで対策をしていても外に出てしまう危険性はあります。普段から地域住民の方や警察にも協力していただけるように働きかけることも必要になります。地域住民の方も顔見しりならば声を掛けるでしょう。見かけない高齢者でも何か様子がおかしいと感じて、もしかしたらと気付いて連絡をしていただいたりとそのような助けがあると、発見も早くなります。地域の方とのつながりも大切になります。
施設を効率よく探すには?
高齢者の徘徊があると一緒に暮らしている家族の負担はかなり大きくなります。在宅での生活が難しくなったら老人ホーム入居をご検討下さい。こちらから無料で相談可能です。
老人ホームに詳しいプロが自信をもっておすすめできる施設をご紹介します。事前に見学に行けるのでスタッフの対応や施設の雰囲気なども確認することができますよ。
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