老人ホームに行かないために在宅診療を利用する
記事公開日:2016/03/21、 最終更新日:2019/05/08
老人ホームに行かないために在宅診療を利用する
近年、医療の場は病院のみに限りません。在宅療養を選択した高齢者に対する在宅医療は、できる限り自宅で生活することを可能にしました。また、高齢者が終の棲家とする場所も自宅以外の各種施設へと移りつつあります。
病気のため定期的な診察や処方、緊急時の診察のために、医療機関を受診するのは要介護となった方にとっても、その介護者にとっても容易ではありません。在宅診療は暮らしているその場所で、医師による診察や処方を受けることができるのです。
①自宅でできる治療と医療処置
在宅医療が普及してきたことにより、自宅にいても病院で行うほとんどの治療や医療処置を受けることが可能になりました。がんの痛みを和らげる薬や栄養を補うための点滴、胃ろうの他、人工呼吸器を使用している方でも環境を整えることで、自宅で治療や医療処置を受けることができます。自宅でできないものは、レントゲンやCT、MRIなど画像検査や放射線治療など大掛かりな機器を必要とするものです。
また、高齢者の住まいが自宅ではなく施設の場合は、施設で在宅医療を受けることができます。
②訪問診療と往診の違い
在宅医療には訪問診療と往診があります。よく同じものだと思われがちですが、訪問医療は定期的に訪問して診療することをいい、往診は急変時や本人、または家族からの依頼で訪問し診療することをいいます。どちらも医療保険でいつからでも利用を開始することができ、在宅介護のように申請をする必要はありません。しかし、利用する場合は在宅医療を行っている医療機関と相談し、利用方法を決める必要があります。また、施設入所中に在宅医療を利用する場合は施設との相談も必要です。
③在宅医療の利用料金
医療保険を使用するため、それぞれの医療保険負担額によって違います。また、在宅医療を行う医療機関によっても違いがあります。医療機関は大きく分けて3種類あり、地域と連携しながら24時間在宅医療を提供でき、必要時は入院することができる在宅療養支援診療所・病院、その両者の機能をさらに強化し条件を満たす、機能強化型在宅支援診療所・病院とそれら以外の医療機関です。
さらに、処方箋あがある場合とない場合、その医療機関に病床がある場合とない場合でそれぞれの診療点数が決められています。また、自宅と老人ホームなどの施設に訪問する場合、夜間などの利用条件の違いでも利用料金は異なります。
施設を効率よく探す方法は?
いつまでも自宅で生活をしたいと思っていても高齢で一人暮らしを続けていくのは非常に困難です。在宅生活に限界を感じてしまったらこちらから無料で相談可能です。
老人ホームに詳しいプロが第三者の視点でアドバイスをしていきますので安心して老人ホームを見つけることができます。夫婦暮らしの場合でも、夫婦一緒に入れる老人ホームをお探ししています。
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