関節症-介護コラム

関節でおこる痛みや炎症のことをいいます。年齢と共に関節のコラーゲンやヒアルロン酸などが減少することで起こるとされていて、特に高齢者になると関節は、硬くなるので絶えず動かし、拘縮の予防を行うことが大切です。高齢が原因で起こるのは変形性関節症です。関節の軟骨が傷ついたり、すり減ったりすることで痛み、運動障がいが起きてしまう疾患です。筋力が弱かったり、肥満だったりすると関節に大きな負担をかけやすくなります。症状としては、股関節やひざが痛む、関節に水がたまる、変形するなどがあります。変形性関節痛は、運動療法での治療のほか、温熱療法などでも効果があります。肥満の人は、体重を減らすために食事を見直すことで改善されます。緩和のためには、サプリメントで補うのもよいですし、日ごろから動かし予防することが大切です。