温泉-介護コラム

場所によって泉質が違い、入浴することでリラックス効果をもたらすとされているのが温泉です。つかることでからだが温まり、からだの血流が良くなります。そのほか、疲労回復や、体内の老廃物の除去などにも効果があるとされています。高齢者が温泉に入るときに気を付けていただきたいのが入浴事故です。熱いお湯は心臓に負担がかかるので、血管が弱くなっている高齢者は、脳出血を起こす可能性もありますので、入浴前は「湯かけ」をした方がよいとされています。また、要介護者でも利用できるよう車いすを自由に使えたり、緊急時に備えて施設の近くに医療施設があったりするというバリアフリー対応型の温泉も増えています。近年は、温泉療法というものがあり、温泉に入ったりし、心身をリラックスさせ病気を治療していきます。皮膚病、リウマチ、胃腸病などの効果があるとされています。