相続-介護コラム

亡くなった人の遺産を家族や孫などに受け継ぐことを遺産相続といいます。遺産を受け取る人を相続人、亡くなって遺産を相続される人を被相続人といいます。相続は、被相続人がなくなると同時に開始され自動的に遺産すべてが受け継がれます。高齢者の遺産相続に関しては、年々トラブルが増えています。民法上では、相続の範囲と順位が決まっていますが、被相続人の介護に積極的だったかなどで兄弟間の争いになることもあるといいます。介護に積極的であったかどうかは法律上は考慮されませんので注意する必要があるようです。家族がもめないためにも遺言書を書くことがいいとされています。また、相続人の中に認知症の方がいた場合には、成年後見人制度を活用することがお勧めです。