人工肛門や人工膀胱といいます。もともとはギリシャ語で「口」を意味します。ストーマは腸や尿管をおなかのそとに引き出して作られているので表面や粘膜でできていて、赤い色をしています。直腸がんの手術などで肛門を切除した場合に腹部に腸の断片をつくり排泄口を設け、パウチを装着して弁を受けます。ストーマも様々あり、便の排泄口となるのが消化管ストーマで尿の排泄口となるのが尿路ストーマと呼ばれています。ストーマからは常に排泄物が出てくるので、排泄物の漏れや周辺の皮膚障害に注意する必要があります。介護職が行うことができるのは、パウチにたまった排泄物の除去で、装具交換などはできません。排泄物の除去は、食後などの時間は避けることがいいとされています。
2016年05月01日
膀胱機能障害の障害者認定について 排泄機能の重要な器官である膀胱に機能障害があると、日常生活における不便は計り知れません。膀胱機能障害は、肢体不自由以外の身体内部の障害とされ、身体障害手帳認定の対象になります。 &nbs …..
2016年03月25日
高齢者のストーマケア 高齢化社会において、ストーマ保有者の高齢化も進んでいます。ストーマ保有者は多くの問題を抱えており、家族との関係性も重要になります。どのような配慮が必要となるのでしょうか。 ①ストーマ保 …..
2016年03月09日
老人ホームにおける医療体制について 老人ホームは、特養や老健といった介護保険施設も、民間の有料老人ホームも、いずれも介護がメインになります。しかし医療的処置の必要な方の受け入れも、一部では行っています ①医療処置の種類 …..
2015年06月22日
人工肛門ってどんな仕組み? 人工肛門は別名ストーマとも言われます。お腹に手術をして穴をあけ、腸を表面に出してそこから尿を出したり便を排泄することをいいます。 人工肛門になる原因は人によって様々ですが、大腸がんなどになると …..