介護食品の展示会「メディケアフーズ展」開催。-介護ニュース
記事公開日:2016/02/02、
高齢化が進み、食品業界でも高齢者の食に注目した動きが活発化しています。1月27日、今回で8回目となる医療・介護分野の食品展示会「メディケアフーズ展」が開催されました。過去最多となる295社の出展です。介護施設の調理員確保、在宅介護での家族の負担軽減への一助として期待されています。
出典:日本農業新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160128-00010001-agrinews-bus_all
スーパーやドラッグストアに行くと、赤ちゃんの離乳食を手助けするベビーフードがずらりと並んでいますよね。あまりに種類が豊富で、「これ、おいしそう」「こっちも」「やっぱり、これも」と、ファミリーレストランのメニューを前にした欲張り女子になりそうです。近い将来、介護食品も種類が増えて、ずらりとお店に並ぶ日がくるのでしょうか。
医療・介護分野の食品展示会「メディケアフーズ展」では、きゅうりやナス、ほうれん草といった野菜のゼリー、肉じゃが風ムースや鮭と野菜のあんかけ風ムースなど、味はもちろん見た目にもこだわった食品がたくさん出展されました。とはいえ、噛んだり飲み込んだりする機能が低下した高齢者にとって、限られた選択肢からの選択であることは同じです。食べたいものがあっても、このなかからしか選べないという妥協感を払拭することはできないでしょうか。実は介護食品だけど、コンビニで女子高校生が「かわいい~」とはしゃいで買ってしまうくらい、ターゲットをこえて愛されるようなモノ。子ども向けの特撮ヒーロー番組で、本来のターゲットではないママがイケメン俳優に夢中になってしまう現象、あれもターゲットをこえて愛されていますよね。