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野球観戦が健康寿命に与える効果を研究。-介護ニュース


記事公開日:2016/03/15、

野球観戦が健康寿命に与える効果を研究

野球賭博関与で涙の会見…。開幕を前に暗いニュースが続いていたプロ野球界ですが、早稲田大学と埼玉西武ライオンズが新しい話題を提供してくれました。「野球場でのプロ野球観戦が中高齢者の健康に及ぼす影響」について共同研究をスタートしたのです。4月から高齢者の認知症予防や精神状態への効果を測定します。

出典:産経新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160315-00000008-san-l11

 

今回の研究は、幸福感や抑うつなどの項目から、野球観戦の効果を検証。コミュニケーションの活性化、応援で声を出すなどによって、健康寿命を伸ばす効果があるか注目されます。

野球観戦が高齢者の健康に与える影響について調査した研究は、今回が初めてだそうです。

 

研究には、所沢市、入間市、日高市、狭山市、飯能市に住む60歳以上の男女約70人が参加します。2グループに分け、シーズン前半戦またはシーズン後半戦に月2回以上、西武プリンスドームで野球を観戦。球団は、内野自由席のフリーパスを無料で参加者に提供します。

 

参加者は事前に、身長や体重、血圧を測定。「今日は何曜日ですか?」「今は何月ですか?」といった問いに答える認知機能のテスト、幸福感や生活習慣に関するアンケートも実施。6月と9月にも同様の測定を行い、年内に研究結果が公表される予定です。

効果が確認されれば、自治体の高齢者施策に野球観戦の導入も検討されるとか。

 

なかなかおもしろい研究ですね。効果が確認されれば、球場に足を運ぶ高齢者が増えるでしょうから、プロ野球界の活性化につながります。

 

ただ、観戦回数が気になります。少なければ、観戦は月2回。これだけで、どれほどの効果が期待できるものか心配です。

しかし、たとえ回数が少なくても、引きこもりがちな人が観戦をきっかけに外出したり、ボールがバットに当たる音、プレーごとに一喜一憂する歓声を生で感じることは、身体的にも精神的にもきっと良い刺激があるでしょう。

 

観戦回数による効果の違いについても、今後、研究をしてほしいです。

また、観戦場所が内野席と外野席では効果に違いがあるのか、といった研究にも興味がありますね。

 

芸能界からは、漫画家でタレントの蛭子能収さんが、認知障害が改善したとのニュース。

1年前に軽度認知障害と診断されてから改善に取り組み、医師から格段に良くなったと診断されたとか。

 

失礼ながら、蛭子さんのキャラクターからして症状がわかりづらかったのではないかと心配してしまいますが、改善されたとのことで何よりです。

 

興味深いのは、蛭子さんが軽度認知障害になった原因。長年続けていた趣味のマージャンをやめたことと、高血圧だそうです。

 

マージャンは、頭を使うゲームですよね。マージャン卓を囲みながら、自然に他の3人とコミュニケーションが図れます。しかも、勝ち負けのあるゲームというのは、脳にも心にも刺激が大きいですよね。

 

野球観戦も、自分がプレーするわけではありませんが、脳にも心にも刺激のある勝負事。賭博とは無縁の健全なプレーで、健康寿命をのばしてほしいですね。