高島礼子さんが語る、俳優を引退して介護する夫。-介護ニュース
記事公開日:2016/03/25、
「介護に関する書類の整理とか率先してやってくれる。二人三脚です」
女優の高島礼子さんが、夫・高知東生さんの芸能界引退について初めて語りました。
高知さんは、高島さんの父が患うパーキンソン病の介護や家庭のサポートのため引退。昨秋公開の映画「忘れ雪」以降、高島さんの活動を支えています。
出典:スポーツ報知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160323-00000147-sph-ent
高校卒業後、OLをしながらアマチュアレーサーとして活動。モータースポーツのA級ライセンスを取得し、レースクイーンとして活躍。CM出演を経て、時代劇ドラマ「暴れん坊将軍」で女優デビュー。「ショムニ」や「極道の妻たち」など姉御肌の役に定評があり、安定した人気の女優、高島礼子さん。
明治座5月公演「御宿 かわせみ」の制作発表で、夫・高知東生さんの芸能界引退について初めて語りました。
移乗や移動など体力が必要とされる介護は、以前から積極的に行っていたという高知さん。
高島さんは現在の様子について、「介護に関する書類の整理とか率先してやってくれる。二人三脚です」と、夫に対する感謝の気持ち、夫婦仲の良さが伝わってくるコメントをしていました。
愛妻家として知られる高知さんは昨年、50歳の節目に男の決断をしました。
高島さんの父を介護するため、俳優を引退して家庭に入ることを決断したのです。
高島さんの父は、パーキンソン病を患って寝たきりの状態となり、当初は入院生活を続けていました。しかし、自宅を改装、在宅介護に切りかえて10年以上介護を続けています。
高知さんは「嫁の芝居は世界一」と女優としての才能を誰よりも買っており、愛する高島さんと義父の支えになるために男の決断をしました。
妻や家族のために、夫が俳優を引退して家庭に入るのは珍しいことです。芸能界ではなく一般の世界でも、夫が仕事を辞めて家庭に入ることはほとんどありません。
最近は、育児をする男性がイクメンと呼ばれて評価されていますが、「オムツ交換をした」「ミルクをあげた」「お風呂に入れた」と数回、育児体験をしただけでイクメンを語る人がいます。
赤ちゃんのお世話は仕事のように休みはありません。おいしいところだけ参加して、育児をした気になるのは大きな勘違いです。
オムツを交換すればゴミ箱に捨てて、ゴミの日にはそのゴミをまとめて、オムツの残量が少なくなれば、赤ちゃんの成長に合わせて購入。
ミルクをあげればゲップをさせて、哺乳瓶を洗って消毒して、調乳用のお湯はいつでも
使えるように適温で用意。
お風呂なら、入浴前から着がえの準備をして、適温にして、入浴後には身体をふいて、パジャマを着せて水分補給、と仕事はてんこ盛り。
準備や後片づけ、必要物品の購入など、おいしいイベント以外の前後まで、イクメンと呼ばれる男性のどれくらいが率先して行っているのでしょうか。
夫の自己評価と、妻の夫に対する評価には、大きな違いがありそうです。
高知さんのように素晴らしい夫がいる一方で、夫としての評価をガツンと下げる人もいます。
今年になって、ゲス不倫、育休不倫、20年不倫、不倫飛行…と、相次ぐスクープ。
そして、またもや自民党です。
作家の乙武洋匡さんは、5人の女性との不倫を認めて謝罪。妻が異例のコメント発表をしました。妻の力を借りて、騒動を早く消火しようとしたのでしょうか。
高知さんは妻を支え、乙武さんは妻が尻ぬぐい。同じ男性でも対照的な2人です。
火遊びは、家もSNSも炎上してしまいますからね。
あらためて思いました。
人生はパートナー選びが大切、と。