謎解きイベントで福祉のイメージアップ。-介護ニュース
記事公開日:2016/03/25、
3月27日(日)、徳島市の商店街を舞台に、参加型謎解きエンターテインメントイベント「ART&WELFARE ALLEY(A.W.A)」が開催されます。このイベントは、福祉の世界に関わりの少ない人に対して、福祉・介護職場に抱かれがちなネガティブなイメージを払拭するのが目的。参加費は無料です。
出典:Webマガジン コロカル
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160324-68747004-colocal-l36
舞台は、徳島市銀座・籠屋町商店街周辺エリア。協力店舗や福祉施設を訪ねて「福祉キーワード」を集め、謎解きにチャレンジするイベントです。
スタッフとトークをしたり、体験をしたりして、制限時間の90分以内にクリアすると、ゴールのライブハウスでミュージシャン「ケラケラ」のライブが待っています。
参加費は無料、車イスでの参加も大丈夫です。
団塊の世代が75歳以上になる2025年には、1,200人以上の介護人材が不足すると予測され、人材確保が課題となっている徳島県。福祉の世界に関わりの少ない人に対して、福祉・介護職場のイメージアップや社会的評価の向上を図るイベントです。
身内に介護を要する人がいたり、周囲に介護の仕事をしている人がいないと、福祉は縁遠いもの。若い世代であれば、親は現役世代、祖父母も現役世代という人もいるでしょう。
医師や看護師といった職業であれば、自分が病気やケガをしたときに仕事を垣間見ることができます。しかし、介護の仕事となると、日常生活の中で関わることはほとんどないのではないでしょうか。
2025年まで、あと10年足らず。現在の小学生や中学生が、10年後には社会を支える側になっています。
福祉の世界に関わりのない人が福祉に興味をもつには、きっかけが必要。
ギターを始めたのはお兄ちゃんが弾いていたから、アートに興味をもったのはギャラリーで運命的な絵を見つけたから、と出会いはいろいろです。
音楽と福祉、アートと福祉、どちらも異色のコラボですよね。しかも、商店街で謎解きですよ。
音楽好き、アート好き、ミステリー好き、入口は複数用意されています。
謎を解いて、福祉・介護職場への固まったネガティブなイメージが溶けていくといいですね。