健康のための活動で、珠洲市が商品券を贈呈。-介護ニュース
記事公開日:2016/04/05、
たくさん歩いたり血圧測定など健康活動をすれば商品券がもらえる、というポイント制が、今月から石川県珠洲市でスタート。ポイントの記録は、市民に配布している運動量などの計器「活動量計」で計算されます。「活動量計」を使ったポイント制導入は、県内の自治体では初の試みです。
出典:北國新聞社
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160405-00351762-hokkoku-l17
「ポイントカードをおつくりしてもよろしいですか?」
このお店はよく利用するわけではないし…。
「無料でおつくりします」
そもそもお金を払ってまでつくりたくないし…。
「有効期限はありませんので」
無料で、有効期限なし。それなら…。
究極の笑顔と弾丸トークにグイグイ押されて、増えていくポイントカード。いつもの生活をしながらポイントが付いて、商品券がもらえるのはうれしいものです。
今月から珠洲市でスタートしたポイント制。歩数や血圧測定などの回数に応じてポイントが付与され、1,000点で1,000円分の商品券に交換できる制度です。
歩数が1日5,000歩を超えると2点、8,000歩を超えると3点。月1回の血圧測定、体組成測定、珠洲鉢ケ崎温泉「元気の湯」での各種健康講座出席でそれぞれ10点が付与されます。
5,000歩で2円、8,000歩で3円と考えたら、がんばって歩きたくなりますね。ただ、8,000歩を超えたら今日はいいかな、と思う人もいるでしょうが…。
私が市民なら、今日のノルマ達成! となりますね。
ポイントは、12月31日までの分を集計。1,000点を超えると、市内約350店舗で使える商品券が市から贈られます。残念ながら1,000点未満であっても、心配はいりません。貯めたポイントは、翌年に繰り越しができます。
ポイントの記録は、市民に配布している運動量などの計器「活動量計」で計算します。
珠洲市は、北陸三県の自治体で初めて、計測機器メーカー「タニタ」の子会社と連携。昨年12月、「活動量計」で運動量や消費カロリーを測り、健康づくりに役立てるプログラムを始めました。
市は「活動量計」を使ったポイント制によって、健康増進と疾病・介護予防、施設利用の促進を狙います。
健康活動で地域の活性化、高齢者が元気でまちも元気になるというわけですね。
健康づくりは、楽しみながらできることが大切です。
将来のためと言われても、嫌いな勉強は嫌なもの。健康のためと言われても、自分の意志に反して他人にやらされる、というのは何歳であっても気分がいいものではありません。
17日に行われる「第3回前橋・渋川シティマラソン」には、なんと、80歳の最高齢ランナーが参加します。80歳と言えば、傘寿。一般には後期高齢者です。
みどり市の根岸悦雄さんは、40歳でフルマラソンに初挑戦したとき、2時間57分という驚異的なタイムを記録。フルを3時間以内で完走するサブスリーを60歳までキープし、現在までに100回以上を完走しました。
根岸さんは「フルを走るのは苦しくてつらい」と打ち明けますが、「完走したときの喜びは格別」の思いで走り続けるそうです。
珠洲市の健康活動も、フルマラソンも、苦しいことのあとには、うれしいことが待っています。がんばった自分へのご褒美ですね。
特に、薄毛で悩んでいる方にいいかもしれません。「苦(く)」の次は、
「毛(け)」ですから。