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「KSK」シニアにも流行?-介護ニュース


記事公開日:2016/05/09、

「KSK」シニアにも流行?

DAIGOさんが、北川景子さんとの結婚披露宴で歌った「K S K(結婚してください)」。反響が大きく、CDリリース、ミュージックステーションへの出演が決定。今年の流行語大賞は不倫ネタかという勢いでしたが、幸せな言葉が有力候補として登場しました。
2人の幸せにあやかって、これから「K S K」とプロポーズする男性が増えるのでしょうか。
出典:ねとらぼ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160507-00000031-it_nlab-ent

 

DAIGOさんは、新曲「K S K(結婚してください)」でのミュージックステーション出演が決定したことをTwitterで発表。北川景子さんとの結婚披露宴で歌った「K S K」は、朝の情報番組「白熱ライブ ビビット」をはじめ、日本中をビビット席巻。すでにCDリリースされることも決定しています。

 

初婚年齢が30歳という日本で、DAIGOさんは38歳。平均年齢からするとやや高めですが、いまや超高齢社会、高齢者の結婚が増えています。心身ともに元気なシニアが多く、将来への不安もあり結婚を望む人が多いのです。

 

たとえば、webサイトで「シニア 婚活」と検索すると、件数は57万件。「婚活応援」「会員募集」「お見合いパーティー」「熟年結婚」など、ずらりとシニアの婚活をサポートするサイトが並びます。

 

厚生労働省の人口動態統計によれば、50歳以上で婚姻届を出した人は2000年頃から急増。離婚や死別によってシングルになった人もいますが、50歳で一度も結婚経験がない男性は5人に1人と言われ、未婚の中高年男性が増えています。

 

このため、結婚情報サービスや結婚相談所の対象も、若者だけでなく、中高年やシニア向けが多くなっています。

 

若者向けと異なるのは、お見合いパーティーだけでなく、ハイキングやゴルフ、食事会といった気軽に参加できるイベントを開催している点。余生を過ごすには趣味の楽しみ方も大切、会話をするだけよりも、イベントを通した方がお互いのことをよく知ることができるでしょう。

 

また、シニアの場合は必ずしも入籍を伴わない点が特徴です。婚姻届を出さない事実婚、お互いの自宅を行き来する通い婚や週末婚を選ぶケースがあります。
これは想像がつくと思いますが、シニアの場合は遺産相続介護のことが現実問題なので子どもへの配慮だったり、世間体というのも入籍へのハードルを高くしてしまいます。

 

とはいえ、恋愛は本人の問題。
若者がパートナーを求めるように、1人よりも誰かと生きたいとシニアがパートナーを求めてもいいと思うのですが。これが他人の話なら冷静に聞けても、自分の親の話となるとそうはいかないのかもしれません。

 

ただ、シニア結婚を望む男性の場合、自分の面倒をみてほしいと考える人が多いそうです。もちろん、1人で生きるよりもパートナーと人生をともにしたいという気持ちもあるでしょうが、家事や介護など負担を相手だけに求めるのは熟年離婚の理由に通じるもの。

 

プロポーズの「K S K」は、「これから 死ぬまで 介護してください」なのでしょうか。
そんな魂胆が見えたなら、言われた女性は「H I」とニッコリ。
「はい 言うかー!」ですね。