ブラピの神対応、介護の世界には?-介護ニュース
記事公開日:2016/05/30、
新作映画「アライド(原題) / Allied」の撮影をしていたブラッド・ピットさんが、押しかけたファンに押しつぶされそうになっている少女を発見。自ら柵によじ登り、警備員とともに無事、少女を救出しました。
まさに神対応! 介護の世界にも、こんな素敵なエピソードがあふれるといいのですが…。
出典:シネマトゥデイ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160527-00000031-flix-movi
ブラッド・ピットさんの神対応は、撮影現場の柵の外に大勢のファンが集まっていたときのこと。
ファンが1cmでもブラッドさんに近づこうと前へ前へと押し合う中、押しつぶされそうになっている少女を発見。ブラッドさんはファンに下がるよう指示、自ら柵によじ登り、警備員とともに少女を救出しました。
この神対応に、現場では拍手も起きたそうです。柵の内側でスタッフの女性に抱きかかえられた少女は泣いており、ブラッドさんは彼女の顔や背中を優しくなでていたとか。少女は救急隊員にチェックを受けて問題なし、無事で本当に良かったです。
スターであれば、ファンが集まれば笑顔で手を振ったり、握手をしたり、撮影に応じたり、というのがファンサービス。しかし、スターの前にひとりの人間としての勇敢な行動に心が温かくなりますね。
それに比べて日本の政治家は…。
東京都の舛添要一知事は、この1年間に、都内の美術館・博物館の視察を計39回も行っていたのに対し、保育・介護施設の視察はゼロ。選挙公約で「安心、希望、安定の社会保障」をうたって現場主義を強調していましたが、実際のところは趣味優先の有言不実行。
これでは知事の「有限」も近そうですね。
また、参院選に向けて安倍晋三政権が看板政策として「ニッポン一億総活躍プラン」は、子育て・介護の支援策や非正規労働者の処遇改善などが柱。保育士の月給を約6,000円、介護職の月給を平均1万円程度引き上げるとしています。この細やかな賃金改善で、2000億円もの財源が必要になるとか。
安倍さんは絵を描くのが上手なのでしょうか? 絵のモデルは、餅とか…。
都民のため、国民のためと、言葉では何とでも言えますが、私たちは行動を見ています。
ファンのため、なんてわざわざ言葉にしなくても、たった一つのエピソードでその人の人間性がわかりますね。