医療福祉系セレクトショップ、OPEN!-介護ニュース
記事公開日:2016/06/29、
医療福祉系セレクトショップ「HALU」が7月7日、世田谷区の三軒茶屋にオープンします。運営するのは、「医療福祉エンターテインメント」を通じて、あらゆる人々の積極的な社会参加を推進するNPO法人「Ubdobe(ウブドべ)」。これまで単発開催だったイベントを継続的にできる基地がつくられます。
出典:みんなの経済新聞ネットワーク
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00000034-minkei-l13
物販、相談、図書館感覚で過ごせるスペースも。
オシャレな街として知られ、住みたい街ランキングにも登場する世田谷区三軒茶屋に7月7日、セレクトショップがオープン。セレクトショップと言えばファッション系のショップかと思いきや、オープンするのは医療福祉系セレクトショップの「HALU」です。
医療福祉系のセレクトショップって何? ですよね。
店内で販売されるのは、国内外のユニバーサルデザインのオモチャや食器、福祉作業所でつくられた厳選のプロダクト。
コンサルティングコーナーでは、医療福祉系の専門家、社会福祉士や看護師、介護福祉士が、高齢者や障がいをもつ人、子どものいる家族の相談を予約制で受けてくれます。
さらに、図書館感覚で通える場を目指したスペースが、インフォメーションコーナー。医療福祉関連の小説や漫画、映画の紹介が行われ、ワークショップや専門家を招いたセミナーが予定されています。
特養? 老健? そのとき、慌てないために。
この医療福祉系セレクトショップ「HALU」を運営するのは、NPO法人「Ubdobe(ウブドべ)」。「医療福祉エンターテインメント」を通じて、あらゆる人々の積極的な社会参加を推進する法人です。
これまで実施されたイベントは単発だったため、継続的にできる基地として実店舗を企画。「医療福祉の問題は、悲しいハプニングがないと気づきにくいもの。普段は素通りしている何かに気づいてもらえる場になれたら」というショップは入場無料なので、医療や福祉に興味がなくても気軽に立ち寄れそうです。
健康であることを健康なときには意識しないように、医療や介護はその必要な状況になって初めて考えるという方が大半でしょう。
ウチシルベのお住まい相談員が言っていました。
「介護は、ある日、突然やってくる」
「施設探しをする人は、ほとんどの人が初めての経験で、何からどうしていいのかわからない」
「介護は、決して他人事ではない」
そうなんです。
野菜を買うならスーパー、本を買うなら本屋…と、普段の生活になじみのあるものなら、どこで入手できるかがわかるでしょう。
しかし、医療や福祉となると、特養、老健、介護保険、ケアマネ…という言葉は聞いたことがあるけれど、そもそも介護保険のサービスはどうやって利用するの? ケアマネージャーはどこにいるの? そんな疑問はないでしょうか。
悲しいハプニングは、誰にでも起こり得ます。そのときになって慌てないように、医療福祉系セレクトショップ「HALU」を訪れたいですね。