あきる野市、バルーン・カテーテルの老人ホーム・高齢者向け住宅 3件

あきる野市の老人ホーム・介護施設の特徴

あきる野市の総人口は、2018年現在80,985人。65歳以上の高齢者は23,520人で全人口の29％を占めています

特別養護老人ホーム（特養）の数は13施設で定員は1,249人、介護老人保健施設（老健）の数は２施設で定員は151人となっています。要介護認定者（要介護3以上）の数は1,323人、100％の要介護者が公的施設に入居可能な状態です。

住宅型有料老人ホームの数は1施設、グループホームは３施設、介護付有料老人ホームは３施設です。民営の施設は、お金はかかりますが公的施設にないサービスがあります。どちらがよいかは一概に言えませんが、一人ひとりの高齢者の方や、まわりの状況に合わせて選んでいくのがよいのではないでしょうか。
民営の施設でも「扶養家族の税金の控除」や、「扶養家族の医療費控除」の可能性があるので、トータルの費用を計算し、公的施設と比較してみるのもよいかもしれません。

あきる野市の高齢化事情

あきる野市の高齢者の割合は、2015年に2８％と全国平均を1％上回っており、2040年までに８％上昇すると予測されているので、今後さらに高齢者施設の必要性が高まっていくでしょう。あきる野市だけではなく西多摩地域全体でも（青梅市、あきる野市、福生市、羽村市、西多摩郡）人口に対しての特養の数が多く64ヶ所あり、老健や有料老人ホームの数も増えてきているため、高齢者の受け容れに余裕が出てきています。

東京都心は地価が高く、高齢者施設を作っても採算がとれないため、事業者が西多摩地域などの郊外を選んできているという背景もあり、今後さらに高齢者施設は増えていく方向にあります。

あきる野市の高齢者の住宅環境、生活

あきる野市は、都心から４０～50kmの距離、電車で一時間程度の位置にあり、緩やかな秋川丘陵と草花丘陵に囲まれた平坦部と、奥多摩の山々に接する山間部から形成され、東京の中でも緑豊かな環境で、観光にも力を入れています。交通は電車がJRと、バスは西東京バス、一律100円の市内循環バスが運行しているので、移動には困りません。

生活面では、高齢者自立支援日常生活用具給付事業、高齢者緊急通報システム事業では緊急時のための無線発信機の貸与、配食サービス、寝たきり高齢者へのおむつ給付などを行っています。また、シルバーパスも発行され、高齢者の移動も割安で行えます。

あきる野市の老人ホーム料金相場

あきる野市の老人ホームにかかる費用を見てみると月額家賃が大体18.1万円～21.4万円ほど。初期費用は40万円～220万円ほどかかるようです。東京都全体の平均月額家賃が19.2万円～34.8万円で初期費用の平均が126.6万円～916.8万円となっていますので家賃・初期費用ともにリーズナブルな価格帯の老人ホームが多い地域と言えるでしょう。隣接している八王子市や羽村市で予算に合う老人ホームが見つけられなかった場合には範囲を広げてあきる野市で探してみるのもいいかもしれません。