昭島市、鼻腔経管栄養の老人ホーム・高齢者向け住宅 5件

昭島市の老人ホーム・介護施設の特徴

昭島市の総人口は、2018年２月現在113,294人。65歳以上の高齢者は35,623人で全人口の31％を占めています

昭島市の特別養護老人ホーム（特養）の数は５施設で定員は520人、介護老人保健施設（老健）の数は３施設で定員は396人となっています。しかし要介護認定者（要介護3以上）の数はこれより多く1,804人、50％の要介護者が公的施設に入居できない状態です。
介護付有料老人ホームの数は4施設、住宅型有料老人ホームの数は1施設、グループホームは６施設、サ高住は２施設です。公的介護施設に入居できない高齢者は、民間の介護施設を入居先に選ぶことになります。
費用の面では「扶養家族の税金の控除」や、「扶養家族の医療費控除」の可能性があるので、トータルの費用を計算し、比較してみるのもよいかもしれません。

昭島市の高齢化事情

昭島市の高齢化率は、全国平均より低く2015年に全国27%、昭島市は25%で2040年には33%と、8%上昇すると予測されています。これは10人に3人が65歳以上になるという高い割合なので、さらに高齢者施設の必要性は高まっていくでしょう。

医療サービスは、老人性白内障のため水晶体摘出手術を受けたけれど、身体上の理由により眼内レンズ挿入手術を受けられない高齢者の方に対し特殊眼鏡・コンタクトレンズを購入する費用の一部を助成するといったサービスがあります。

昭島市の高齢者の住宅環境、生活

昭島市は都心から西へ電車で50分、交通の便もよく商業施設や文化施設へのアクセスも良い街です。市の特徴に、地下水が豊富で水道水が100％深層地下水のみになっており、水にめぐまれた都内で唯一の地域です。

水質が大変良好なため浄化処理を行わず、必要最低限の塩素を加えてあるのみで、そのまま飲んでも問題なく、ミネラルウォーターのようにおいしいのです。定期的に水質検査も行われ、その安全性は確保されています。水質がよいのは、シニアの住居選びで大きなポイントとなるでしょう。

住宅面では、65歳以上で住宅に困っている一人暮らしの高齢者のために、民間アパートを借り上げて提供しています。介護付きのアパートではないので基本的に自分で日常生活を営める方が対象です。

生活面では出張理髪サービス、自立支援生活用具給付サービス、70歳以上で申し込みにより、都営交通と民営バスに安く乗車できるシルバーパスがあります。

昭島市の老人ホーム料金相場

昭島市の老人ホームにかかる費用を見てみると月額家賃が大体17.9万円～27.1万円ほど。初期費用は58.6万円～443万円ほどかかるのが平均的なようです。東京都全体の平均月額家賃が19.2万円～34.8万円で初期費用の平均が126.6万円～916.8万円となっていますので月額家賃も初期費用もかなり安く抑えた老人ホームを見つけることができそうです。昭島市内で条件に合う老人ホームが見つからなかった場合には隣接している西東京市や立川市で予算に合う老人ホームが見つけられなかった場合には範囲を広げて昭島市で探してみるのもいいかもしれません。