花物語あつぎ中央(神奈川県厚木市)

認知症の方が暮らしやすい環境

花物語あつぎ中央は神奈中バス「妻田薬師バス停」から徒歩6分、幹線道路から離れた閑静な住宅街にあります。施設西側へ少し歩けばのどかな田園風景が広がっており、四季の移り変わりを感じながら心豊かな日常生活を送れます。施設東側を通る国道129号線沿いには商業施設があり、家族が来訪した際には一緒に買い物や外食などを楽しむことが出来ます。

　建物はブラックを基調とした外観の2階建て、館内は高齢者の方に優しいバリアフリー設計となっています。共用設備にはキッチンが併設されたリビングや1人ずつ入れる個浴など家庭的な設備が備わっており、認知症の方がとまどうことなく、すぐに新しい環境に慣れることが出来ます。リビングは利用者の憩いの場として活用されており、日中は気の合う仲間と一緒にテレビを見たり、歓談したり、ティータイムを楽しんだりと充実した時間を過ごせます。キッチンが併設されているため、食事の準備や後片付けなどには利用者も一緒になって参加でき、役割を担うことでより美味しく食事をいただくことが出来ます。調理イベントが開催されることもあり、過去にはお好み焼きパーティーやお菓子づくりなどを楽しまれたそうです。
　18室ある居室はすべて個室で共同生活の中にもしっかりと1人だけの時間が確保されています。居室面積は7.94㎡～9.14㎡とコンパクトな間取りとなっており、好きな写真や手作り作品などを飾ることで自分だけの空間づくりを楽しめます。