千代田区、統合失調症の老人ホーム・高齢者向け住宅 1件

千代田区の老人ホーム・介護施設の特徴

千代田区の総人口は、2018年で61,471人。65歳以上の高齢者は16,336人で全人口の27％を占めています。

公的施設は特別養護老人ホーム（特養）のみで、数は3施設、定員は165人です。要介護認定者（要介護3以上）の数は828人、80％の人が公的施設に入居できない状態です。民営の施設も少なく、介護付有料老人ホームは1施設、グループホームは4施設です。公的介護施設に入居できない高齢者は、民間の介護施設を入居先に選ぶことになるので、新しい高齢者施設の建設が待たれます。

費用の面では「扶養家族の税金の控除」や、「扶養家族の医療費控除」の可能性があるので、トータルの費用を計算し、比較してみるのもよいかもしれません。

千代田区の高齢化事情

千代田区は、東京23区の中でも企業の数が多い都心3区、昼間の労働人口は多いのですが実際の居住者数は少ないのが特徴です。

区の人口は、1990年代で減少していますが、2000年からは、都心回帰、若者の流入で大きく増加しています。高齢化率は2000年で全国平均を上回っていますが、2005年でほぼ一致し、2015年では全国平均を大きく下回り、全国27％、千代田区は18％となっています。

しかし高齢化は上昇して行き、2040年までに15％も上昇すると予測されています。これは10人に3人が高齢者となる高い割合なので、今後さらに高齢者施設の必要性は高まっていくでしょう。

医療サービスで、老人性白内障手術を受けられない65歳以上の方に、特殊めがねや、コンタクトレンズの費用を助成しています。

千代田区の高齢者の住宅環境、生活

千代田区は東京23区の一つ、皇居があり江戸時代から日本の政治の中心地で、現在も中央省庁、官庁、国会議事堂などの政治、行政機関が多数ある場所です。大学や病院も多く、文化、経済での中心地区でもあります。交通網も非常に発達しており東京駅はJR、大手町は地下鉄の中心駅で23区内の移動には大変便利です。

生活面では、交通機関のバリアフリー化に取り組み、高齢者や障害者の円滑な移動を目指しています。また、歩行空間・環境への配慮として、大通りの道路灯をLED化、遮熱性塗装、保水性塗装、省エネ・ヒートアイランド対策などを施し、誰もが安全・安心・快適に利用できることを目指しています。