福岡市東区、JR鹿児島本線(下関・門司港～博多)の老人ホーム検索結果 24件

福岡市東区の老人ホームの特徴

福岡市東区の総人口は、306,015人。そのうち65歳以上の高齢者は62,089人と全人口の20%を占めています。平均寿命は、男性が79.8歳、女性が86.7歳となっておりほぼ全国平均と変わりません。

福岡市東区に有料老人ホームは介護付き・住宅型両方を合わせて36施設、サ高住は12施設、グループホームは20施設、介護療養型医療施設4施設となっています。特別養護老人ホーム（特養）は地域密着型も含めて18施設で定員1,279人。介護老人保健施設（老健）は4施設で定員519人。福岡市東区の要支援者が4,764人、要介護者が8,206人で合計12,970人います。

介護施設は原則要介護3以上の方が入所対象になります。現在、福岡市東区の要介護3以上の要介護者は3,839人のため、定員に対して2000人分受け皿が足りない状況です。現在、約1000人の待機者がいると報告されていますが、複数施設を待機している現状があります。

介護の供給は、施設サービス・在宅サービスともにほぼ全国並みの水準で推移しています。特定施設やサ高住の供給量は多いです。在宅サービスでは、訪問介護や訪問看護の供給量は多い反面、短期入所はやや少ない状況です。
介護従事者は、施設・在宅問わず事業所数が多いため、人員配置上では満たされている事業所が多いです。

福岡市東区の高齢化事情

高齢化率が全国平均27.7%の中、福岡市東区の高齢化率は20％のため、全国に比べて低いです。しかし、高齢者の世帯が36011戸のうち、夫婦世帯は33％、独居世帯は38％になっており、独居世帯率は高いと言えます。
福岡市東区の人口は、2025年に294,937人、2040年には277,557人と減っていくと推計されています。一方で75歳以上は2015年28,459人に対して2025年には42,818人、2040年には50,759人と増えていくと予想されており、高齢化率は着実に高まる傾向です。

福岡市東区の高齢者の住宅環境、生活

福岡市東区はベッドダウンとして栄えてきた経緯があり、人口は福岡市の行政区の中で人口は多いです。博多湾を埋め立ててできた部分が多いのも特徴。JRの駅がある周辺は発達し、大学や商業施設が多数あります。一方、古くからある地域では、高齢者の世帯数や高齢化率が高く、地域格差が大きいです。

高齢者向け施設は、老人福祉センター東香園があり、福祉講座や教室活動、入浴施設が完備されており、60歳以上の福岡市民であれば利用できます。シニア教室や高齢者創作教室、地域の小中高校の訪問など催しものが行われ、元気な高齢者が参加されています。その他、東区社会福協議会では、デイサロンや配食サービスなどを通じて、独り暮らしの高齢者などを支え合う活動支援を行っています。

福岡市東区は開発している地域があるため、地価は福岡市内の中で高めです。地域格差が大きいため、駅から離れると不便なところもあります。福岡市東区社会福祉協議会が主になり、東区買物支援ガイドブックを作製し、高齢者や障害者に住みやすい町づくりを目指しています。

福岡市東区の老人ホーム料金相場

福岡市東区の老人ホームは月額家賃平均が11.6万円、初期費用の平均が155.7万円ほどです。福岡県全体の平均月額家賃が12.5万円で初期費用の平均が70.9万円となっていますので、初期費用は少し高めとなっています。もし希望の条件に合う老人ホームが見つからなかった時には福岡市博多区や福岡市西区などの周辺エリアでも探してみることをおすすめします。